『逸品ブログ』番外編!?文房具のネーミングあるある。皆さんはいくつ知っていますか?

みなさんこんにちは!
ナガサワ文具センターのスタッフ長田です。
マニアックになり過ぎず一般的な視点で『逸品』をご紹介させて頂く『逸品ブログ』。
今回は少し趣向を変えて”文房具のネーミング”について書かせて頂きます。

『逸品ブログ』番外編!?文房具のネーミングあるある。皆さんはいくつ知っていましたか?

≪商品名が通称になっている文房具≫

文房具にはそのまま通称となっている商品がたくさんあります。
この逸品メルマガでも過去にご紹介させて頂いたものでは、
・ 寺西化学 マジックインキ →油性マーカーのこと
・ ぺんてる サインペン →水性ペンのこと
などは、商品名がそのまま通称として一般的に伝わります。

その他にも、 ・ ニチバン セロテープ →セロハンテープのこと
・ MAX ホッチキス →ステープラー(ステープル)のこと
・ 3M ポストイット →付箋紙のこと
など、一般的に商品名が通称として伝わる商品が文房具にはたくさんあります。

少し変わったパターンでは、
・ シヤチハタ →浸透印(シヤチハタ ネーム9)のこと
といった、企業名が通称として通じるものもあります。

詳しく理由は分かりませんが、そのジャンルを開拓したロングセラー商品はこういった傾向にあるように思えます。
文房具以外でも
・ はごろもフーズ シーチキン →ツナ缶のこと
・ TOTO ウォシュレット →温水洗浄便座のこと
・ 山佐時計計器 万歩計 →歩数計のこと
など、様々なジャンルで同様のパターンがありますね。

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≪様々な呼称がある文房具≫

実店舗で接客をしていたとき、お客様がどの商品の事を言われているのか?会話の中で判断しないといけないことがたまにありました。
例えば”バインダー”。
皆さんはバインダーと聞いて、どんな商品が頭に浮かびますか?

ファイルやルーズリーフでしょうか?

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クリップボード(用箋挟)でしょうか?

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バインダーは英語表記すると”binder”です。
バインド(bind)の意味は”縛る”や”綴じる”なので、binderは”縛るもの”や”綴じるもの”という意味になります。
ファイルやルーズリーフ、クリップボードは全て綴じるものなので全てバインダーなんですが、用途が全く異なる為、取り違えると全くご要望にお応えする事が出来なくなります。

他にも同様の事例としては”カルトン”があります。
美術系の学校などを卒業された方はカルトンと聞いて、木炭紙や画用紙を挟み込んで作品の保管や持ち運びに使う画板のようなものを思い浮かべると思います。
商売をされている方は、お代金を頂戴する際の”つり銭トレー“を思い浮かべると思います。
こちらも用途が全く異なりますね。

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カルトン”carton”はフランス語で、厚紙、ダンボール紙を意味します。
“紙でできた器”という意味もあるようです。
ですので、語源はどちらも同じだと思われます。

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≪文房具にはダジャレのような商品名が多い?≫

文房具にはダジャレのような名称の商品が多いと感じたことはありませんか?
私が入社間もない頃、変わったネーミングが多い事が不思議で仕方ありませんでした。
古くからある商品にはこのような傾向はあまりなく、少しアイデアが入った”お困りごと”を解決した商品に多く見られる傾向だと思います。

そこでパッと思いつくものを列挙してみました。

コクヨ ハリナックス : 『針をなくす』→ハリナックス
今までのステープラー(ホッチキス)は金属製の針を使って紙を綴じる為、ごみの分別や裁断のためにステープラーの針を外す事を改善。
針がなければ、異物混入や誤飲といったリスクも減り、ごみの分別も楽になる。

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・ サンスター文具 シンドバット : 『芯がドバっと入れられる』→シンドバット
通常シャープペンシル本体に入れる事ができる替芯は2〜3本が限度で、それ以上入れると芯詰まりの原因になる。
それを大幅に改善し、なんと40本もの替芯が入れることができる。
正確に商品を説明すると、”シャープペン機能付き替芯ケース”のほうが正しい。

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・ セーラー万年筆 スットカケール : 『ハガキの表書きが誰でもカンタンにキレイにスッと書ける』→スットカケール
ネーミングの通り、はがきの表書きが誰でもカンタンにキレイにスッと書ける専用のスケール(テンプレート)。
ハガキの上に重ねるようにして使用する。
これを使用して表書きをすると、非常にバランスがとれた美しい表書きが可能。

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キングジム デジタル名刺ホルダー メックル : 『名刺をくるくる回す』→メックル
名刺をデジタル管理するツール。
名刺をスキャンして画像化して、その画像を本体横のダイアルを回して閲覧する。
“めくる”からと思われていることも多いが、”め”いしを”くる”くる回すことからネーミング。

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・ プラス MEMOROZE(メモローゼ) : 『いつでも どこでも メモろうぜ!!』→メモローゼ
携帯しやすく、記録しやすい、最適なノートサイズを追求して誕生したメモノート。
ノートの新しい規格として”A4三つ折サイズ”を製品化。
その他のサイズとして”新書サイズ”や”A6スリムサイズ”など、今までのノートには無かったサイズ展開がある。
天のり製本で切り跡が破れず、きれいにページを切り取ることができ、メモとして使用することが出来る。

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・ オルファ キリヌーク : 『上の紙一枚だけを切り抜くことができる』→キリヌーク
上の紙一枚だけを切り抜くことができる一枚切りカッター。
本体に内蔵されたバネが刃の圧力を一定に保ち、使う人のチカラ加減に左右されない安定した一枚切りが可能。
新聞など薄いものから雑誌など厚めのものまで幅広く使用可能。
社名のオルファも、世界初の”折る刃”カッターを製品化したことに由来している。(おるは→オルファ)

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三菱鉛筆 クルトガ : 『芯が回ってトガりつづける』→クルトガ
書くたびに芯が少しずつ回ってトガりつづけるシャープペンシル。
芯先が円すい形に摩耗することで常に一定の細さ・濃さで書き続けることが可能。
三菱鉛筆ではこの機構のことを”クルトガエンジン”と命名。

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ぺんてる オレンズ : 『シャープペンの芯が折れない』→オレンズ
ガイドパイプ(シャープペンの先のパイプ)で芯を守りながら筆記することで、芯が折れない事を実現。
通常のシャープペンとは使用方法が異なり、初めて使用する際は芯が出てくるまでノック。その後ノックしながらパイプを一度本体に収納して使用する。

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・ プラチナ万年筆 オ・レーヌ : 『シャープペンの芯が折れない』→オ・レーヌ
元祖、芯が折れないシャープペンとして2009年に発売。
最新型の”オ・レーヌ プラス”は、ペン本体の中に、落下の衝撃による芯タンクの揺れを抑制する”芯タンクガード”構造を採用。
落下耐久試験では初代”オ・レーヌ”に比べ”オ・レーヌ プラス”はおよそ倍の耐芯強度の達成。

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・ クツワ トガール : 『芯がトガって削れる』→トガール
芯の削り角度を5段階で変えられる鉛筆削り。
色鉛筆などの柔らかい芯の鉛筆には大きい角度で削れば折れにくく、HBなどの硬い芯の鉛筆には、鋭角で削って芯の長さを変えることが可能。
5段階のどの角度で削っても芯がトガって削れる。

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・ クツワ ケズール : 『芯を好みの長さで削れる』→ケズール
スミ芯鉛筆や色鉛筆など、様々な種類の鉛筆の芯を好みの長さで削る事が出来る鉛筆削り。
ダイヤルを回す事で芯を5段階の長さに削る事が可能。

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オート ガチャック : 『使用時にガチャッ!と音がする』→ガチャック
連射式クリップという一般名称のクリップ。
原案は洋服仕立師の佐藤久夫氏、それをオートが商品化したもの。
実際に紙を綴じたときにガチャッ!と音がする。
本体に”ガチャ玉”をセットして使用する。

『逸品ブログ』番外編!?文房具のネーミングあるある。皆さんはいくつ知っていましたか?

挙げればキリがないほど文房具にはダジャレ由来のネーミングが多いことが分かって頂けたと思います。
大阪に本社があるメーカーが多いような…気がしますが、気のせいでしょう(笑)

≪文房具のネーミング≫

今回、改めて色々と調べてみると、文房具は生活に密着しているものだけあってとても面白かったです。 また機会があれば調べてみたいと思いますので、お楽しみにしてて下さいね!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今後も『逸品』と感じた商品をご紹介していきたいと思います。
また次号をお楽しみに!

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