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小日向京のひねもす文房具|第百十三回「鉛筆にまつわるetc. Vol.2 at NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」


小日向京のひねもす文房具|第百十三回「鉛筆にまつわるetc. Vol.2 at NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」

来る2017年10月21・22日(土日)に、NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店イベントスペースにて「鉛筆にまつわるetc. Vol.2」が開催されます。
10月21日は11:00〜18:00、10月22日は11:00〜17:00の開催です。
このイベントは、鉛筆関連の様々なアイテムを集めて、その楽しさを新発見してみよう! というもので、鉛筆から鉛筆削り器、肥後守、筆入れ、消しゴム、ヴィンテージ文具などなどが一堂に集結。ワークショップやトークショーも行われる内容となっています。

「Vol.2」ということは、Vol.1もあったの? と思われるかたもおいででしょう。
Vol.1にあたる前回は、2016年2月20・21日(土日)に開催されました。ひねもす文房具ではその時の告知を第二十七回に、イベント終了後の報告を第二十八回に書いています。

こちらの鉛筆イベント、とっても楽しいですよ!
その楽しさの秘密は、鉛筆がテーマでありながらも、その他の「まつわるエトセトラ」に主軸が置かれているところ。鉛筆を、鉛筆そのものからだけでなく、鉛筆の周辺アイテムからも併せて眺めることで、鉛筆にますます親しみが湧いてくるのです。
イベントは、以下のようなラインナップとなっています。

◆ 中島重久堂によるペンシルフレークアートの展示と、削りかすを使ったギフトカード作りのワークショップ、鉛筆と鉛筆を繋ぐ鉛筆削り「TSUNAGO」体験
◆ 大阪・中津のヘブライ雑貨店・エフロノットの商品販売。鉛筆ギャラリーも
◆ 千葉・本八幡のぷんぷく堂の商品販売。新製品「ダブルがま口」を先行販売
◆ 三菱鉛筆の鉛筆名入れ体験:鉛筆5本お買い上げで名入れ機を使った箔押しを無料で体験できる。ハイユニ試し書きコーナーもあり
◆ 兵庫・三木のみきかじや村の肥後守ナイフ販売、肥後守で鉛筆削り体験
◆ 小日向 京のコーナーでは、中島重久堂とカール事務器の商品と飾り原稿用紙・ふたふで箋を販売、鉛筆を削ったり試し書きしたりして楽しむ
◆ その他、クツワ・トンボ鉛筆・北星鉛筆・新日本カレンダーなどの商品を販売

という概要です。

また初日の10月21日(土)には、17:00〜18:00に中島重久堂代表・中島潤也氏×ぷんぷく堂店主・櫻井有紀氏×小日向 京のトークショーを開催します。
こちらも前回行ったさいに大変御好評いただきました。中島潤也代表の詳細にわたる鉛筆削りの製作話は、大変興味深いです!
そして前回では急遽2日目にもトークショーを開催というなか、その2日目に登場いただいた櫻井店主のとびきり明るいトークは、会場を沸かせてくださいました。

中島重久堂の鉛筆削りといえば、刃の「NJK」印がトレードマークの優れた品質。OEMでも様々なメーカーの鉛筆削り器を製造しています。
中島重久堂の鉛筆削り器・531Sについて書いた、第五十五回も併せてお読みください。
ぷんぷく堂については、今年のISOT日本文具大賞デザイン部門グランプリを受賞した「あなたの小道具箱」が記憶に新しい出来事です。そちらは第九十八回に書きましたが、通常の半分の長さをした「半分鉛筆」も話題の文具店。いつでも使い込んだ状態から始められる鉛筆の製作秘話も、トークショーでお聞きしたいと思います。

今回のイベント限定で、ぷんぷく堂の新製品「ダブルがま口」先行販売に加えて、中島重久堂からは通常ナガサワ文具センターでは取り扱わない鉛筆削り器も販売されるのだそう! どうぞお見逃しなく!

昨今あらゆる筆記具があるなか、鉛筆に似た筆跡の黒鉛芯であるシャープペンシルが技術革新を重ねていることもあって、「鉛筆を使う機会はないなあ〜」という人も多いかも知れません。
そこに、鉛筆の真価があります。
「削る」
「長さが変わる」
「木の感触と、香りを味わう」
「紙の凹凸が感じられる筆記音を楽しむ」
「芯の削りかたで、描線を書き分ける」
といった鉛筆の特性は、私たちがどのような筆記具や電子機器を使うようになっても、変わらずそこにあります。
それが「いつでも戻ってきていいよ」と言ってくれているようで、日々最新鋭を追い求めて疲れた心にホッとやわらかな灯りを点してくれる気持ちになります。

このイベントを通じて、ああ、あらためて鉛筆っていいなと感じていただけると何よりです。小日向は、あまりの興奮に我を忘れて物色ばかりしないよう気をつけなければ。
この土日もNAGASAWA煉瓦倉庫店へ。
どうか楽しい週末となりますように!

小日向 京(こひなた きょう)

文具ライター。
文字を書くことや文房具について著述している。
『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)に「手書き人」「旅は文具を連れて」を連載中。
著書に『考える鉛筆』(アスペクト刊)がある。
「飾り原稿用紙」(あたぼうステーショナリー)の監修など、文具アドバイザーとしても活動している。

小日向京のひねもす文房具

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