この度の能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。

小日向京のひねもす文房具

小日向京のひねもす文房具|第百四十一回「itone.(イトネ)ガラスペンフェアat NAGASAWA梅田茶屋町店」

小日向京のひねもす文房具|第百四十一回「itone.(イトネ)ガラスペンフェアat NAGASAWA梅田茶屋町店」

この美しいペンはいったい…! と一目で心奪われてしまうのが、itone.のガラスペンです。
流線形のガラス筒の中には花が一輪とじ込めてあり、手にすれば視界に愛らしい花が彩られます。こんな素敵なガラスペンを作っているかたは、どなたなのでしょう。

itone.のデザイナーは、yuu(ゆう)さん。2000年よりニットや服飾小物の製作を始められ、2004年からはガラスワークの製作にも取り組まれて、2006年には自身のアクセサリーブランド「yurabi」を展開。2015年から新たに「itone.」が加わり、そちらのブランドで2016年から製作されているのが、このガラスペンです。
作品はすべてが一点物で、手づくりのぬくもりを伝えてくれます。
それらのブランド作品を受注・販売するネットショップ「itone-to(イトネと)」から、今回itone.のガラスペンがNAGASAWA梅田茶屋町店に並ぶこととなりました。

上の写真は「glasspen shikisai-hana」という製品名で、強度の高い耐熱ガラス・ボロシリケイトガラスに、スターフラワー(生花のドライ)が封じ込まれています。
美しいガラスペンから、さらに2点を見てみましょう!

小日向京のひねもす文房具|第百四十一回「itone.(イトネ)ガラスペンフェアat NAGASAWA梅田茶屋町店」

こちらは「glasspen shikisai-tayori」。ガラスの中にはジルコニアと紙筒が入っており、「ありがとう」「Happy」「Smile」「Happy Birthday」「Happy Wedding」といった言葉が書かれています。
贈りものにもぴったりのガラスペンで、あたかも砂浜に流れついた小瓶のメッセージのようですよね…心躍ります。

小日向京のひねもす文房具|第百四十一回「itone.(イトネ)ガラスペンフェアat NAGASAWA梅田茶屋町店」

そしてこちらは「glasspen hanano-tayori」です。ガラスの空間はさらに大きく、中にはかすみ草の花束が。
かすみ草にはレッドとブルーがあり、ドライフラワーのサイズや形が一つずつ異なるのも魅力です。

itone.とは「糸の音(ね)」の意味。yuuさんは糸の奏でる音に無垢や純真を感じ、無邪気さや自由さを忘れることのない姿勢が「自分らしさ」なのだという世界観を「itone.」の言葉や作品に込めています。
その音色は空想上のものをイメージしているとのこと。
糸の音とは、どのような音色だろう…と想像してみると、自分なりの理想の音がおぼろげながら心に浮かんできます。
そしてitone.のガラスペンを手にとって、好みのインクを紙へ伝わせてみると、自分だけの糸の音が聴こえてくるのではないでしょうか。

このitone.ガラスペンフェアは、梅田茶屋町店の店長が作品や世界観に惚れ込み、yuuさんに連絡を取って実現の運びとなったそうです。
フェアは2018年5月15日(火)から6月30日(日)まで開催されます。
皆さまぜひNAGASAWA梅田茶屋町店へお越しください!

小日向 京(こひなた きょう)

文具ライター。

文字を書くことや文房具について著述している。

『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)に「手書き人」「旅は文具を連れて」を連載中。

著書に『考える鉛筆』(アスペクト刊)がある。

「飾り原稿用紙」(あたぼうステーショナリー)の監修など、文具アドバイザーとしても活動している。

小日向京のひねもす文房具

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