私の地元は、愛媛・松山です。
四方八方話、いきなりですが電車の話をします。
松山の電車といえば、伊予鉄道。
市内を走る、路面電車のノスタルジックな感じが大好きです。
車体のオレンジ色からして、昭和のレトロ感がありますが、特筆すべきは内装。
床が木造で、ほんのりワックスの匂い。
降車ボタンは押すと、「チン♪」と小気味良い音が鳴るし、そこに書いてある文字の書体だとかも可愛いのです。
座席の手前に銀色の箱が立っているのですが、これ何だか分かりますか?
正解は俳句ポスト。
車中で思い浮かんだ一句を紙に書いて、投函する為のものです。
電車内だけでなく街中にもちょこちょこあるのですが、さすが正岡子規生誕の地、文学のまちですよね。
(と、自慢げに書いてますが投函したことはありません。)
愛媛に来られる機会があれば、ぜひ乗ってみて下さい。
数年前、松山から神戸に移り住むにあたり、私は心に決めていたことがありました。
「通勤はぜったい阪急電車!」
ファーーーーーーーーン(警笛)
ここまで読んで下さった方は、
(この人はきっと鉄道オタクなんだな…)
とお思いでしょうが、私は全くもって鉄道オタクではありません。
どこどこ製とか、エンジンとか線路とか、そんなことは興味がないです。
阪急電車には、地元の電車に通ずる懐かしさを感じるのです。
車体のマルーン色と座席のグリーンの組み合わせがたまらん。
あったかい色合い。
だから、阪急電車が好きです。
昔、インクブレンダーの石丸先生に阪急電車色のインクを作っていただいたこともありました。
最近はマステをGETしてにやにや。
電車文具繋がりで、こんなものも持っています。
トワイライトエクスプレスの、ホッチキスとクリアファイル。
ホッチキスは後ろに芯の収納庫も付いていて、なかなかのクオリティ。
この文具は車中で購入した思い出の品なので、使わず永久保存です!
トワイライトエクスプレスは、大阪~札幌の約1500㎞を22時間かけて走る、今はなき寝台特急列車です。
夜になり、朝を迎え、次第に雪景色になる車窓からの眺め。
本当にいい旅でした。
あわわ、調子に乗って長々書いているうちに話が脱線してしまいました。
・・・電車だけに。(照れ)
さんちか 森