小日向京のひねもす文房具

小日向京のひねもす文房具|第八十八回「さんちか店で開催! 神戸インクラボラトリー」

小日向京のひねもす文房具|第八十八回「さんちか店で開催! 神戸インクラボラトリー」

2017年4月29日(土)・30日(日)に、NAGASAWAさんちか店で新たなインクイベント「神戸インクラボラトリー」が開催されます。
Kobe INK物語を実験シートに沿って2色かけ合わせ、好みのインクを作ろうというこの企画。興味津々になりますよね。

振り返れば昨今、神戸インクの人気から派生するようにして各所での御当地インクが増え、万年筆ユーザーのインク意識はいっそう多彩になりました。そこへきてミクサブルインクを扱う機会も増し、さらに「自分だけのオリジナルインクを万年筆に注入する」ことが日常化してきている現在です。
神戸インクを混色して自分色を作れるなんて、これは色々試してみたくなります!

今回の「神戸インクラボラトリー」が上記の情報の他にどのような詳細となるのか、店長に伺ってみました。

◆ 「ヒミツの実験室」はどこに出現しますか? 何人ほどが実験できるでしょうか?
→店舗前方の大テーブルで、最大4名同時に御参加できます。

◆ 神戸インクは何色用意されるのでしょうか?
→全色からお選びいただけます。

◆ 使う道具は何でしょうか?
→基本となるのはパレット、スポイト、ガラスペンです。

◆ 実験手順はどのようにイメージしたら良いでしょうか?
→スポイトでパレットにインクを落とし、ガラスペンで混ぜて、実験シートに試筆します。
最終の瓶詰めは、シリンダーで量を測りながらタミヤ小瓶へ移していただきます。

◆ その他、持ち物などはありますか?
→持ち物は不要ですが、インクで汚れても目立たない・気にならない服装でお越し下さい。 ご希望の方には簡易エプロンをご用意しております。

◆ 実験シートはどのような内容でしょうか?
→このような感じです。▽

小日向京のひねもす文房具|第八十八回「さんちか店で開催! 神戸インクラボラトリー」

おお!
上は#33 離宮ムーンイエロー×#12 岡本ピンク
下は#48 水道筋マルシェブルー×#43 学園都市フレッシュグリーン
で、それぞれの配分に応じて変化する色みを実験シートへ記入できるようになっているのですね。

店長によると、「濃い色は混色に向かないので避けた方が良い」そうで、また混色により濁る可能性が高いため、一度に混ぜられるのは2色限りにしているとのことでした。
その他、現在イベントに向けてスタッフ皆で混色の実験中だそうで、以下のようなプレ実験結果も。▽

小日向京のひねもす文房具|第八十八回「さんちか店で開催! 神戸インクラボラトリー」

2段目の#53 北野パールシルバー×#42 六甲アイランドスカイは、1:2〜1:3あたりの淡いブルーブラック系の色みもそそります。

また、さんちか店Twitterアカウントでは、このようなツイートもありました。▽

楽しい! わくわくします!
元の神戸インク色だけで十分魅力的なところ、それらの混色でさらに魅惑の色彩が広がるとは…これまで愛用している色にも、また新たな発見を見出せそうですね。

「神戸インクラボラトリー」は事前予約受付中ですが、空きがあれば当日参加も可能。ゴールデンウィークの幕開けに、さんちか店を訪れてみてはいかがでしょう。
NAGASAWAオリジナルの神戸インクをかけ合わせて、神戸の彩り豊かな風景も心の中へかけ合わせる──それは素敵な休日となること請け合いです。

小日向 京(こひなた きょう)

文具ライター。
文字を書くことや文房具について著述している。
『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)に「手書き人」「旅は文具を連れて」を連載中。
著書に『考える鉛筆』(アスペクト刊)がある。
「飾り原稿用紙」(あたぼうステーショナリー)の監修など、文具アドバイザーとしても活動している。

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