今年もこの時期がやってきます!
万年筆フェスです!
2017年は6月24日(土)・6月25日(日)の二日間で開催させていただきます!
イタリア万年筆ブランド「チェルビニア」復活! 事前ご予約会とトークショー
1930年代に一世風靡したイタリアの万年筆ブランドの復活プロジェクトをイタリア人と共同企画されているJetsetter村雲氏。
そんな村雲氏によるチェルビニア復活プロジェクトの様子をプロジェクターでご覧いただきながら枻出版社 井浦綾子氏とナガサワ文具センター竹内直行による「本物」をテーマにしたトークショーを3名で行います!
日時:6/24(土)18:00~19:30 無料
場所:ジュンク堂7F特設会場 事前の御予約は不要です。
トークショー後に大人気の非売品アイテムなどが当たる「じゃんけん大会」あり。
チェルビニアとは? 趣味の文具箱vol.41の91ページにも掲載
チェルビニアは1930年代のイタリアで一世を風靡(ふうび)した高級万年筆ブランド。
第2次世界大戦中に創業地トリノが集中的な空爆を受け、工場が被災したために廃業した。
チェルビニア復活に際して・・・村雲氏の想い
当時はセルロイドの黄金期と言われる時代。
その貴重な、当時のままのセルロイドを、当時のままの姿で忠実に復刻させます。
第二次大戦後、奇跡的に残っていた3000本ほどの在庫が2014年に発見された。
「ナチス親衛隊の検閲を逃れるため、地下室に隠した」と、幼い頃に叔父から聞いた通りの場所で発見されたという。
その一報を受けたコレクターが、このブランドの末裔と交渉。ブランド商標権と在庫全てを買い取った。
そして、在庫の中から、1本ずつ、使えるものと使えないものに振り分け、修理して、磨き上げて・・使える万年筆としてこの世に再度送り出すことを決意する。
最初に、この話を聞いた時から・・
どうしても関わりたいとラブコール。
イタリアでの打ち合わせを何度も繰り返してきました。
「ホンマにできるんかいな?」
イタリア人と日本人の細部へのこだわり、文化の違い・・
お互い、疑心暗鬼になった時期はありましたが万年筆ラブの自分にとって、このような夢のようなプロジェクトに参画できるのは…たぶん人生最初で最後のチャンス!…と思い、それなりの覚悟の中で挑んでいます。後には引けません。
イタリア人のパートナーともお互いがシェアしているゴールは、はっきり見えています。
夢とロマンがなければできない取組み。
ブランド・ロゴや細部に至るまでを、できるだけ忠実に・・・
インクの吸入機構も当時のまま。
当時の工作機械を使って、オリジナルのペン先 の復活を試みています。
「とことんこだわりたい!」
アナログ・プロダクツにかける思いが、今回の1月のイタリア出張でなんとかスタートラインに立つことができました。
素材とパーツが許す限り製品として世に送り出したい。
今回復活させることのできるのは4種類、計314本。日本には、そのうち160本が入荷する予定です。本国イタリアでは9月以降に発売の予定。
イタリア人パートナーのマウリッツィオ氏に
「世の中には、俺よりもクレージーな奴がいるのか」・・と言われることも気にしません。
とにかく「本物」を日本の皆様に届けたい。その思いで、日本で世界に先駆けての受注発注会を催す運びとなりました。
それにしても・・やっぱり、本物の30年代のセルロイドは・・・
美しい^^
この素敵な歴史を感じられる「本物」のペンをアナタの手中に!
万年筆フェス当日はサンプルペンで試筆いただけます。
また万年筆フェス当日のみ、シリアル番号を選んでいただけます!
ぜひ24日のトークショーを聞いたのち、25日にブースで試筆くださいませ!
*ご希望のシリアル番号は優先順位をつけて3つ程、事前にご用意ください。
また村雲氏が手掛けるシグナムの新作「ダマスク万年筆」もいち早く当店で先行発売させていただきます。
日本ではオーダー扱いになるペン先もフェス当日は手に入れていただけます!
↓ダマスク万年筆