こんにちは、本店画材コーナー
arts & crafts WHITE BRICKS担当の西川です。
「カランダッシュ」と言えば、
エクリドールシリーズなどの高級筆記具メーカーとして有名ですが、
私が入社した当時担当の画材コーナーで、生まれて初めて知った
水に溶ける「水彩色鉛筆」メーカーが「カランダッシュ」でした。
カランダッシュはスイスで唯一の画材と高級筆記具のメーカーで、
1915年に前身となる鉛筆工場が設立され
1924年、会社を引き継いだアーノルド・シュバイツアーは、
ベルエポック時代に活躍したフランスの風刺画家エマニュエル・ポワレを
尊敬しており、彼の名前にちなみ命名しました。
「カランダッシュ」とは、ロシア語で「鉛筆」を意味し、
彼の雅号を頂いたものです。(カランダッシュ社HPより)
これまで使っていた色鉛筆よりも、はるかに柔らかく描ける繊細なタッチと
そもそも水に溶けること自体が驚きで、また発色の美しさに感激した事を
昨日のように覚えています。
「そのまま使えば色鉛筆、水に溶かせば水彩画風」
こんなスゴイ画材を、もっと幼いうちから使っていたら
もっと絵心がついたかも??しれませんかね??・・
今では水彩色鉛筆も知られるようになり、手頃な価格からございますが、
私のように、初めて乗った自動車がF1マシンであるかのような衝撃を
ぜひWHITE BRICKS 画材試筆コーナーでお試し下さいませ。
多くの画材との出会いがありますように。