梅田茶屋町店スタッフ 池上です。
前回は革製品を紹介させていただきましたので今回は趣向をかえて筆記具のご紹介をさせていただこうと思います。
昨今文房具の世界には色々な筆記具が存在しております。
シャープやボールペン、サインペンや蛍光ペン、製図ペン、羽ペン油性、水性など分けると更に筆記具の種類が増えます。
そんな様々な筆記具の原点とも言える「鉛筆」について一部紹介させていただきたいと思います。
簡単な鉛筆の歴史
・1560年イギリスで黒鉛鉱が発見。鉛筆作りが始まる。
・1761年カスパ一・ファーバーが、ニュールンベルク郊外で事業を開始する。
ファーバーカステル グループの基礎を築く。
・1795年フランスのジャック・ニコラス・コンテが黒鉛と粘土を混合し
焼き固める方法を開発。現在の鉛筆製造の基礎が固まる。
・1835年 J.S.ステッドラーがニュールンベルクに工場を設立(ステッドラー社)。
・1839年 ロータ一・ファーバーによって六角形の鉛筆をデザイン、また鉛筆の長さや太さ、硬さの基準を作る。
今回紹介させていただくのは「鉛筆」最初の創業メーカーファーバーカステル製品を紹介させていただきます。
ファーバーカステル社は今の六角形の鉛筆のデザインや長さ・太さ・硬さの基準を作りました。
ちなみに皆様鉛筆を使用していてHBやBなど表記を一度は見たことがあると思います。
それらを表面硬度といいます。
表面硬度とは塗装塗膜の硬さ、傷の付きにくさを数字で表すための規格になります。
製品の紹介で硬度を表してみると以下になります。(ファーバーカステル9000シリーズ)
軟 8B 7B →→→ HB F H →→→ 5H 6H 硬
ファーバーカステル 9000番シリーズ
左からHB・2B・3B・4B・5B・6B・7B・8B
中央 F・B
順に H・2H・3H・4H・5H・6H 価格は1本¥150になります。
試書きするとこんな感じになります♪
一通り試し書きしたのですが硬度が上がると芯の硬さから少し書きにくいと感じてしまったのですがこの硬さがまたいい♪と感じる方もいると思います。色んな種類がございますので是非是非お試し下さいませ。
お次は鉛筆ときってもきれないアイテムの一部を紹介をさせていただきます。
そう!
鉛筆削りです。
左上から ファーバーカステル ¥900 MJK TSUNGO ¥1500 ・ ¥300
ステッドラー ¥280 ・ ¥450 中島重久堂 ¥400
是非一度初心に戻って鉛筆をつかってみてはいかがでしょうか?
では最後に告知させていただきます。
2月27日(火)にはマツコの知らない世界で
1000本以上の鉛筆を使ってきた女性小日向京さんが登場し、知られざる「鉛筆の世界」をご紹介いただきます。
小日向さんは『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)で「旅は文具を連れて」「手書き人」を連載している文具ライター。原稿用紙の監修なども行っている。番組では、鉛筆について「ただ書くだけではもったいない!」という小日向さんが、マツコに鉛筆の理想の切削の角度、削りかすの楽しみ方、さらにはそのサウンドまでツウならではの五感を使った楽しみ方をレクチャーします。またスタジオには最新の鉛筆も登場しますのでご覧下さい。
当社でもブログを掲載いただいておりますので併せてご覧ください♪