商品紹介

風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク

こんにちは。
NAGASAWAのRです。今日は皆様に浮世絵インクを紹介します。

風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク
と、言いたいところですが、私も初心者にすぎません。なので、今日はポジティブに「初心者こそワクワクする」というアマチュア目線からこちらのインクを紹介させていただきます。

2019年9月下旬より、TACCIA(タッチア)から発売されたこちらのインクですが、「葛飾北斎」、「東洲写楽」、「歌麿国広」の浮世絵作品から色の着想を得ました。
江戸中期・後期で活躍した三人の絵師、その天才的な絵心と独特な筆触は、日本画壇をもちろん、世界の芸術界も魅了しました。日本美を語る巨匠の作品から生まれた浮世絵インクも、まさに「THE ジャッパン」って感じですね。
パッケージのデザインが一つ一つ凝っていて、それぞれ、絵師の代表作を載せています。インクの名称自体も風流で、手に取った瞬間、思わず吟味します。
これだけでも、すでにワクワクしませんか。
現在発売された16色が、NAGASAWA Penstyle DENに置いてあります。

さっそく試しに書きました!

どれも巨匠の風味を思い浮かばせる素敵な色ですが、特に気になった三色は、「写楽黒茶」、「写楽菜種」と「北斎錆緑」になります。
風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク
まずは「写楽黒茶」です。落ち着きのある色合いで、黒の中にもかすかな茶色が混ざっていて、文人の上品さを感じます。
風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク
次は「写楽菜種」です。くすんだ黄色は、漆を浸透させた金胎を連想させ、さりげなく高級感を感じます。
風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク

最後は、一番好きな「北斎錆緑」です。
風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク
この色はまさに葛飾北斎という画狂の「奇妙」を体現している色ではないかと。
書く時の力加減により、黒寄りの青色から、錆びた銅器が持つ青緑色に自在変化します。歴史を匂わせながらも、遊び心のある不思議な色になります。

さて、今回はこの3色だけ紹介しましたが、NAGASAWA Penstyle DENでは、いつでも全色を気軽に試し書きすることができます。

風流を万年筆で嗜む 浮世絵インク

インク好きな方たちはもちろん、今まで万年筆に触れてなかった方も、これを機にカラーインクデビューと万年筆デビューしませんか。

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