スタッフの佐藤です。
なんとなく子供や学生が使うイメージがある文房具の鉛筆ですが、実際社会に出ても使うことが多く、仕事道具として使用している方も多くないと思います。
そんな子供から大人まで使える鉛筆。使えば使うほど短くなり、文字通り「身を削って」役割を全うしている姿に心惹かれるものがあります。
使えば使うほど愛着も湧くのですが、使えば使うほど短くなっていくので握りにくく、書きづらくなるのも鉛筆の宿命です。
今日はそんな宿命に逆らう道具。鉛筆補助軸をいくつか紹介いたします。
鉛筆補助軸といえば!
みなさんがイメージする鉛筆補助軸の形といえばこの商品が多いのではないでしょうか?
クツワ株式会社から発売されているその名も「補助軸」です。
アルミ製の軸に滑り止め加工の施された持ち手。「補助軸ここにあり」といった佇まいです。
シンプルだからこそ使いやすく、無駄な装飾がないので世代を問わず気兼ねなく使用ができます。
2本入りでお名前シール付きです。
ワンプッシュでスマートに!?
続いてもクツワ株式会社から「ワンプッシュ鉛筆ホルダー」です。
まるでノック式のボールペンのように…はなっておらず、同じ文具で例えると「芯ホルダー」のように使う補助軸です。
頭のパーツを押すとこのように口先がガバッと開きます。
口先を開いたまま適度な長さに調整してプッシュボタンを離すとそこで鉛筆が固定されます。
最初に紹介した補助軸のようネジ式の留め具より簡単にセットができます。
プッシュボタンの中には消しゴムも内蔵されています。
欲張り2刀流!
またまたクツワ株式会社の商品です。「クツワ株式会社しか作っていないのか!」と言われそうなくらい偏ってしまったラインナップですが、いろんなバリエーションの補助軸を作っているので紹介させてください。
『ツインタイプの補助軸』は両端に留め具のついた補助軸です。パッケージにも載っている通り、2本の鉛筆をセットすることができるので、組み合わせ次第で赤・黒の鉛筆にしたり青・黒の鉛筆として使用できます。
両端が口になっていて、中に仕切りもないので長い鉛筆もそのままセットすることができます。補助軸の太さが好きな方は鉛筆が短くなるまで我慢することなく、すぐに好みの太さで使用することができます。
製図ブランド渾身の補助軸?
最後に紹介するのはドイツの製図ブランド、STAEDTLER(ステッドラー)の補助軸『pencil holder(ペンシルホルダー)』です。
マットな質感の軸に光沢のあるSTAEDTLERのロゴと品番「900 25」そして「JAPAN」の文字。
…ん?JAPAN?GERMANYじゃなくて?
実はこの商品、ステッドラーの本国ドイツでも販売されていない日本だけで生産・販売されている商品なのです。
意外かもしれませんが製図用のシャープペンシルも一部同じように日本だけで生産・販売されているものがあります。
製図メーカーらしい細かなローレット(滑り止め加工)や芯の硬度表示がプロの道具っぽさを演出しています。
今まで紹介した補助軸には付いてなかったクリップも付いています。
消しゴムは頭のパーツを回すと姿を現します。
ちなみにペンシルホルダーの硬度表示は2H~4Bまでですが、ステッドラーが現在販売している鉛筆の硬度は10H~12Bまでの24硬度。世界一の硬度ラインナップを持っています。
商品価格
クツワ株式会社 補助軸 2本入り(RH016-300) ¥300+税
クツワ株式会社 ワンプッシュ鉛筆ホルダー(RH015BK-450) ¥450+税
クツワ株式会社 ツインタイプの補助軸(RH013-350) ¥350+税
ステッドラー ペンシルホルダー(900 20) ¥2,000+税