こんにちは、三宮本店 画材・額縁売場 arts&crafts WHITE BRICKS担当の西川です。
今年の夏は梅雨がなかなか明けず、またコロナの影響もあり、おうちで過ごす時間が長くなっていると思いますが、今日は三宮本店画材売場で取扱いの、色鉛筆と塗り絵のご紹介をさせていただきます。
『油性色鉛筆』と『水性色鉛筆』の違いって何?
子供の頃から使っている、いわゆる普通の色鉛筆、これを『油性色鉛筆』と呼び、描いた後から水で濡らすと色が溶けて、水彩画のようになる色鉛筆を『水性色鉛筆』と呼びます。
油性色鉛筆の芯は、色の元となる「顔料」と「油性ワックス」を混ぜ合わせて作ります。
一方、水性色鉛筆の方は「顔料」と「水溶性ワックス」を混ぜ合わせて作ります。
このワックスの違いが、溶ける・溶けない の違いなのです。
それぞれの特性
油性色鉛筆
・柔らかい描き味
・重ね塗りに適している
・発色がキレイ
・バリエーション豊富
水性色鉛筆
・やや硬めの描き味
・淡い色調
・修正がしやすい
・描いた跡を水でなぞると溶けて水彩風に仕上がる
・水を加えなければフツーの色鉛筆
メーカーや描き味の好みもありますので、あくまで参考にしていただければと思いますが、今ブームの塗り絵に適しているのは、濃くはっきりした色合いで描け、隠ぺい力に優れている『油性色鉛筆』がおススメです。
また水彩風になったり、細くシャープな線や修正のしやすさ、色鉛筆使いも出来るなど、いろんな使い方ができるものをお探しなら、『水性色鉛筆』をおススメします。
色鉛筆ぜんぶ試し描きできるんです!
じゃあこんないっぱいの中からどうやって選べばいいの!?
三宮本店画材売場では、これら取扱いの色鉛筆が、ほぼすべて試し書きできるんです!
微妙なタッチや発色加減、筆圧や好みもそれぞれ違うし、予算もあるし・・(^^;)というアナタに!
どうぞゆっくりとお試し下さいませ。また各種水彩紙もお試し頂けますので、色の溶け具合も比較できます。
色鉛筆のお値段の違いって何?
ここ三宮本店画材売場では、国内外約30種類、1,616色以上、約1万本の色鉛筆の取扱いがあります。
≪日本≫
三菱鉛筆・ユニカラー・ポリカラー・#880色鉛筆・ダーマトグラフ・ウォーターカラー・アーテレーズカラー
トンボ鉛筆・色辞典・NQ色鉛筆
ホルベイン・アーティスト色鉛筆
北星鉛筆・大人の色鉛筆
パイロット・フリクション色鉛筆
コクヨ・ミックス色鉛筆・DUAL COLOR
≪タイ≫コーリン色鉛筆
≪ドイツ≫ファーバーカステル・ポリクロモス(緑缶)・ゴールドファーバー(青缶)・カラーペンシル(赤缶)・デューラー水彩・ゴールドファーバーアクア・ウオーターカラーペンシル
ステッドラ―・ノリスクラブ(油性/水性/消せる)・カラト水彩
≪スイス≫カランダッシュ・ルミナンス・プリズマロ・スプラカラー
≪イギリス≫ダ―ヴェント・インクテンス・メタリック
≪アメリカ≫カリスマカラー
バラ売り価格では、カランダッシュパブロの530円(+税)から、三菱#880の60円(+税)まで、様々なレベルがあります。
この違いは何か?
それは原材料と工程の、品質(クオリティ)の違いが大きく異なります。
「顔料」×「ワックス」×「木軸」×「塗装」×「熟練技」
これらの要素が、大きく価格の差になって表れてきます。
ぜひ一度、試し書きスペースで体験してみて下さい!
塗り絵を楽しもう
色鉛筆が決まったら、次は塗り絵を選びましょう。
小さなお子さまから、キャラクター大人向け、大人の塗絵、アート系など様々なタイプをご用意しております。
写経ではありませんが、塗り絵にも精神統一、無になれる瞬間があり、カラフルな色な世界に没頭する事によって、リラクゼーション効果が得られると言われています。
おうち時間を、色鉛筆で塗り絵を楽しみませんか?