こんにちは。
ナガサワ文具センタースタッフKです。
クリスマスです!
クリスマスプレゼントに人気の画材といえば『コピック』です♪
この機会にコピックデビューしました!という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということはコミックイラストデビューをする人も多いのかな?
もちろん個人的な想像ですが・・・
ということで、今回は人気の『コミックイラスト』に纏わるマメ知識のお話です。
コピックを使ってイラストを描く、という前提で参りますのでよろしくお願いします。
コミックイラストでよく使われるペンのお話
さて、イラスト描くぞ!道具を揃えるぞ!となった時にたまに言う人がいるんです。
(´∇`)<イラストなんて紙と鉛筆があれば描くけるんじゃないのか…?
そりゃ、、、描けるかもしれないけれど違うそうじゃない。
私は…マンガみたいなペンで描いたみたいなかっこいいものが描きたい!!
みんなどんなペン使っているの!?オススメはあるの!?
今回は使われていることが多いペンをご紹介しましょう。
上から順に
コピック マルチライナー
PILOT HI-TEC-C
サクラクレパス PIGMA
NIKKO Gペン
TACHIKAWA 丸ペン
です。
どれがどう違うの?それでは実際に書いてみてテストをしてみましょう!
紙に書いてみた
ということで、「コピー用紙」「ケント紙」「上質紙(マンガ原稿用紙など)」「水彩紙」の4種類でテストをしました。
コピック マルチライナーとサクラクレパス PIGMAは「ミリペン」という仲間に属されます。
こちらはあまり紙を選ばずどんな紙にも書きやすく、均一の線を描きやすいのが特徴です。
PILOT HI-TEC-Cはボールペンに近い形状をしているので使いやすく、ミリペンよりペン先が固いのが特徴です。
かなり細い線がかけるので細かいところまで描き込むことができます。
ですが、水彩紙などの少し凸凹や毛羽立ちがある紙には少し引っ掛かりを感じることがあります。
では、マンガといえば付けペンでしょ!ということでTACHIKAWA 丸ペン、NIKKO Gペンについて。
丸ペンは細い所(髪や花などの繊細な場所)、Gペンは強弱がしっかりつくところ(輪郭線や人体など)を描くことにむいています。
最も、「丸ペンでもGペンのように強弱をしっかり出して全部丸ペンで描いています」という人も「Gペンで丸ペンみたいな細い線を描いている」という人もいますので、一概にこんなペンですというのが言いにくいペン先ではあります。
どちらのペン先も紙の毛羽立ちなどで引っかかりやすいので、ケント紙や上質紙が向いているように感じます。
消しゴムチャレンジ
では次に消しゴムをかけてみましょう。
ペン入れをすると消しゴムかけが付き物。
え、それをすることに何かペンに違いがあるの?
あるんですよね…
ということでこちら。
コピック マルチライナーとサクラクレパス PIGMAは顕著なのですが、消しゴムをかけたところが少し薄くなってしまいます。
とくに水彩紙+コピック マルチライナーは紙の凹凸具合までしっかりでてしまっていますね。
Gペン、丸ペンは濃さは大きくは代わりません。
コピックチャレンジ
まぁですが問題はコピックとの相性です。
一見変わらないように見えますが、PILOT HI-TEC-Cのインクは少しとけています。
コピックの塗り方によっては目で見てわからない程度なのですが、たくさんインクを滲ませるような塗り方をされる方はご注意いただきたいインクです。
また、丸ペン、Gペンも使用するインクによっては同じようにとけますのでご注意ください。
コピック マルチライナーはコピックの名前がついているだけあって相性バッチリです。
初めてのコピックイラストにはこちらが安心かな、というのが印象です。
ということで今回はコミックイラストに使うペンとコピックの相性について少し触れさせていただきました。
次回は紙の話をしようかな・・・と思っています。
ではでは…、良いイラストライフを!