こんにちは。
ナガサワ文具センタースタッフKです。
今回はスタッフKの苦手画材のお話をしようと思います。
画材を語る上でこれが真っ先に思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
そう…『水彩絵具』です。
苦手苦手って言うけどどれくらい苦手なの?って言うと、
(;´∀`)<美術の時間に下書きまでは良い反応いただいていたにも関わらず、色塗りで評価落としていました。
つまり、彩色(主に混色で)全てを壊すくらい。
初心者どころかむしろクラッシャーです。
しかし、私もお絵かきをする者として、ちゃんと使ってみたい…絵の具!!
ということで、今回大人になってから初めてチャレンジした次第です。
塗り方も何もわかっていない状態からのスタートですが、お付き合いいただけますと幸いです。
目標はいつか水彩でイラストを描く…!ということでスタートです。
そもそも水彩絵具とは?
しかし色彩クラッシャーの異名を持つ(持ってない)Kです。
さて、私に仕えるのでしょうか。自慢じゃないですがほんとのほんとに濁った色になる自信しかないですよ!!
(。・ω・)ノ゙<使えるかどうかは知らないけど、もしかしてマット水彩でイラストを描くの?
ヽ(゚○゚ ;ヽ)三(ノ; ゚□゚)ノ<待って待って!?水彩絵具ってそんな種類あるの!?使い方違うの!?
水彩初心者、一番最初に首かしげるポイントだと思っています。
水彩絵具って1種類じゃないんですね。。。
(。´・ω・)<因みに私はナガサワ文具センターに入って初めて知りました。
ということで、簡単に説明していきましょう。
「水彩絵具」と聞いて一番最初に思い浮かぶのはこちら、という方が多いと思います。
小学校の図画工作でお馴染み。 サクラ マット水彩
こちら、学童向けに作られた、水加減次第で不透明調にも透明調にも描ける…そんな絵具です。
私が苦手意識を持っているのはこちらの絵具。
友人が使っていて、かつ今回チャレンジするのは「透明水彩絵具」。
だからマット水彩で描くの?って聞かれたんですね。なるほど。
因みに透明水彩絵具は名前の通り、下地の色を透過する絵具です。
他に、不透明水彩(ガッシュ)という物があり、こちらはポスターカラーのように下の色を覆い隠す特徴を持っています。
(。・ω・)ノ゙<Kさんはイラストに使いたいんだよね?透明感あるタイプの絵好きだから透明水彩じゃない?
(。´・ω・)<その通りです!
まずは準備から
(。・ω・)ノ゙<じゃあまずとりあえず用意して塗ってみようか。
(。´・ω・)<不安しかありません。
ということでまずは絵具を用意しましょう。
こちらが私のおすすめ色遊びセットです。
・ホルベイン 透明水彩絵具
・パレット
・水彩紙(画用紙でも大丈夫ですが、水彩紙の方が色の滲みが楽しめます)
・水筆
パレットの小部屋に絵具を出して準備完了です。
とりあえず塗ってみる
(。´・ω・)<…あの…私本当に色を作れない(作ると全部黒くなる)人間なんですけど…
(。・ω・)ノ゙<じゃあ今回は混色はせずに絵具そのままの色で遊んでみましょ。実際に描く前に一つアドバイス。
透明水彩は白い絵具で色を薄くするんじゃない。水で色を薄くするんだ…!
(。´・ω・)<…ハイ?薄くするには白を混ぜるんじゃないの?
ということでまずは薄い色を紙の上で作りましょう。
絵具そのままの色を置いたら、水筆を紙の外でちょっと押して筆の先に水を含ませて続きを塗ると…
綺麗なグラデーションが簡単にできる…!
つまり、水の含み具合で色の濃さは調節できるということですね!
(。・ω・)ノ゙<続きまして…
色の境界線をボカしたい時は塗れた状態で、ハッキリさせたい時は乾いてから次の色を塗る
どういうことかと言いますと。
塗れている赤に重なるように青を置くと、境目がじわっと合わさる、ということ。
この状態で塗れた筆先でなぞると更に境目がぼやっとします。
このぼやぼや感で遊ぶのであれば塗れているうちに水や絵具を置いて遊びましょう。
すごく面白い色が生まれることもあります。
(。・ω・)ノ゙<ちなみに塗れた状態や乾燥後の状態から他の色を置いた時のテストがこちら
こんな感じで色を置いて遊んでみましょう。
メルヘンな世界が広がります。
水筆の色を調整した時の紙ですらなんだかメルヘン…
どうですか?
少しでもこれくらいなら私でもできる気がする…!
と思っていただけますと幸いです。
(。・ω・)ノ゙<最後にひとこと!
透明水彩絵の具は使い終わった後、他の水彩絵の具と違ってパレットを洗う必要はありません!
乾燥してもまた水を含ませてあげると使えるお片付けのしやすさも特徴です。
ではでは。今回はこの辺りで失礼いたします。
次回は実際にお絵描きしてみましょう…!
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