ナガサワ文具センターのホームページに2016年1月現在、上のバナーが現れました。
トップページにあるそのバナーをクリックすると、代官山 蔦屋書店のイベント案内サイトにジャンプするというものです。
バナー画像によると、ナガサワ文具センターが代官山 蔦屋書店で「トークショーに参加します」「出店致します」とあり、これは興味津々!
そこのところを今回お伝えしたいと思います。
東京の文房具好きが足繁く通う店・代官山 蔦屋書店。2011年のオープンいらい瞬く間に評判は広まり、仕事帰りに立ち寄る人はもちろんのこと、東京旅行に来た人も文具店巡りの行程に入れるスポットとなっています。
東急東横線・代官山駅からほど近い、旧山手通りに面した3つに連なる建物のうち、文具フロアがあるのは3号館の1階。
売場は壁一面に配置された万年筆の陳列棚が印象的で、この光景に圧倒されたかたも多いのではないでしょうか。
代官山 蔦屋書店では日常に数々のイベントが開催され、文房具関係のものも多く、小日向も趣味の文具箱のトークイベントに出演させていただいたことがありました。
その代官山 蔦屋書店が放つ2016年始めのイベントが「2016 STATIONERY SALON」。
第1部から第3部と内容を変えて、2016年1月21日(木)〜24日(日)まで4日間にわたり行われます。概要は以下の通りです。
第1部 2016年1月21日(木・19:30〜20:30)トークイベント
「ASHFORD LOUNGE 〜理想のレザー文具を語る〜」
システム手帳ブランド・ASHFORD×文具コンサルタント・土橋正氏×『趣味の文具箱』編集長・清水茂樹氏によるトークショー
会場:代官山 蔦屋書店 2号館2階「Anjin」 要予約、会費1,000円
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第2部 2016年1月22日(金・18:00〜20:00)インクトレード会
持ち寄ったインクを交換しあう文具ファン交流の場
会場:DAIKANYAMA T-SITE Garden Gallery 要予約、会費1,500円
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第3部 2016年1月23・24日(土日・11:00〜19:00)STATIONERY MARKET
全国優位文具店が一堂に会する即売会
会場:DAIKANYAMA T-SITE Garden Gallery 予約不要、無料
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このうち第2部・1/22のインクトレード会では、『趣味の文具箱』編集長・清水茂樹氏の司会進行によるミニトークも開催され、その中でナガサワ文具センター企画室室長・竹内直行さんも登場されるとのこと! 神戸INK物語にまつわる、竹内さんの軽妙なトークを楽しみにしています。
引用URLの詳細にもある通り、このインクトレード会にはインクを持参しなくても参加OK。当日は、ワンドリンク付きで試し書きも楽しめるようです。
お気に入りの万年筆やノートを手に、参加されてみるのもいかがでしょうか。
また第3部・1/23・24のSTATIONERY MARKETは、あの銀座の店も、あの大阪の店も、上野アメ横の店も、一挙に代官山に集うという文具店の垣根を越えた即売会。
そこにナガサワ文具センターもやってきます。聞くところによるとキップレザー製品やオリジナル万年筆が中心に販売されるのだとか。こちらもぜひとも駆けつけたいところですね!
さて第2部・第3部の行われる会場・DAIKANYAMA T-SITE Garden Galleryは、代官山 蔦屋書店のエリア内にありますが、建物は別のところにあるので要チェック。
画像の右上にある赤丸をしたところが、DAIKANYAMA T-SITE Garden Galleryです。
代官山 蔦屋書店の文具フロアからもすぐ近く。会期中には両方行き来し、最新文具を余念なく物色しようと思います。
小日向はおそらくギロギロ物色するあまり、胴体よりも頭のほうが先立つように歩いている…という体勢になっているはずなので、そういう者を見かけたさいにはお気軽にお声がけくださいね!
いや、それも躊躇し後ずさりしてしまわれるであろうから…はやる心はおさえ、できうる限りエレガントに近づくべくつとめたいと思います。
小日向 京(こひなた きょう)
文具ライター。
文字を書くことや文房具について著述している。
『趣味の文具箱』(エイ出版社刊)に「手書き人」「旅は文具を連れて」を連載中。
著書に『考える鉛筆』(アスペクト刊)がある。
「飾り原稿用紙」(あたぼうステーショナリー)の監修など、文具アドバイザーとしても活動している。