この度の能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。

本店

お正月は正倉院にも収蔵の杉原紙で書き初め体験をしよう!

こんにちは、本店 画材・額縁コーナー
『arts&crafts WHITE BRICKS』担当 西川です。

「杉原紙(すぎはらがみ)」をご存知ですか?
私が初めて「杉原紙」を知ったのは十数年前、たまたま立ち寄った兵庫県多可町の、国道427号線の道の駅の隣にある 杉原紙研究所ででした。
(杉原紙研究所のHPはこちら→http://www.town.taka.lg.jp/sugiharagami/)
1300年以上の歴史を持ち、正倉院にも収蔵され、兵庫県重要無形文化財
にも指定されている、楮(こうぞ)を原材料とした手漉き和紙。
時の鎌倉幕府の公用紙としても使われるほどの高い品質で、
当時の武家社会では贈答、献上品として「杉原紙」は和紙を代表する
ブランドの一つとして広く用いられました。

江戸時代には、庶民レベルにまで広く使われるようになりましたが、
明治維新以降、機械漉き技術や西洋紙の普及に伴い、杉原紙の歴史も大正末期には一度幕を閉じる事にななります。
しかし昭和15年、神戸出身の英文学者 寿岳文章氏、新村出氏らの手により幻となっていた「杉原紙」の発祥地が多可町である事が実証されやがて昭和45年、半世紀ぶりに「杉原紙」の手漉きを現代に再現する事に成功、その後、町立杉原紙研究所を設立し、現在に至っておられます。

私が感じたのは、町の方々が地域ぐるみで「杉原紙」の発祥と技術を後世に伝えたいと思う真摯な想いです。
かつて「紙」と「筆」は、書物や情報などを伝える大切なツールでした。
また芸術や文化の創造や発信に欠かせない道具を扱う紙商店、それが私たち、文房具店のルーツでもあります。

『杉原紙』をご存じですか?

古くは全国で用いられ、一度は消滅し、再び復元され甦った長い歴史をもつ「杉原紙」のミニイベントを、arts&crafts WHITE BRICKS にて開催中です。
また下記新春イベントも開催致します。ぜひこのこの機会に、職人たちの手で1枚1枚漉かれた「杉原紙」の風合いをお確かめください。

【新春 イベント】
杉原紙で書初め体験してみよう!

古来より、1月2日に初めて筆で書く「書」を書き初めといいます。
2018年の目標や想いを、杉原紙に書き初めで表わしてみませんか?

2018年1月2日(火) 11時~17時
ホワイトブリックス ワークショップスペース
先着30名さま無料体験

【お問い合わせ先】
ナガサワ文具センター 本店 Arts&crafts WHITE BRICKS
神戸市中央区三宮町1-6-18 ジュンク堂書店 三宮店3階
TEL 078-321-4500
担当:西川

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