世界累計販売本数20億本を突破した、人気の消せるボールペン『フリクション』

みなさんこんにちは!
ナガサワ文具センターのスタッフ長田です。
マニアックになり過ぎず一般的な視点で『逸品』をご紹介させて頂く『逸品ブログ』。
今回ご紹介させて頂く『逸品』は、”パイロット フリクション”です。

世界累計販売本数20億本を突破した、人気の消せるボールペン『フリクション』

≪パイロット フリクション≫

パイロット フリクションは”消せるボールペン”としてとても有名だと思います。
念のためご説明すると…

・ 通常のボールペンと同じように筆記する
・ ペンのお尻に付いているラバーで擦る
・ ラバーで擦った箇所が消える

と、それまでボールペンで書いた時に、
『しまった!間違えた!消したい…』
というニーズを完璧に満たした、画期的な商品です。

そんな商品ですので、大ヒット商品となりました。
当初はボールペンだけでしたが、サインペンや蛍光ペン、色鉛筆に至るまで”フリクションシリーズ”として、文房具店では必ず陳列されている商品となりました。
今回はそんなフリクションを少し深堀してみたいと思います。

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≪まずは基本の…≫

基本的な使い方をまずはご説明致します。(上でご紹介していますが…)

1. 紙にフリクションで筆記します。

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2. ペンのお尻に付いているラバーで擦ります。

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3. ラバーで擦った箇所を消すことが出来ます。

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といった、感じです。
とても便利ですね!

≪フリクションは玩具から生まれた!≫

フリクションシリーズはもちろん筆記具ですが、玩具から生まれた、ってご存知でしょうか?
フリクションインキは”メタモインキ”と呼ばれるインキが基となっています。
基本原理が発見されたメタモインキを改良研究し、進化させたものがフリクションインキです。

メタモインキは、温度が上がると色がゆるやかに消え、温度が下がると再びゆるやかに色が戻るという性質を持っていました。
その原理を使用して”魔法のコップ”という紙コップが発売されました。
冷水を入れると花咲か爺さんが桜の花を咲かせるという商品でした。

その後、メタモインキはロス五輪の入場チケット偽造防止のため、指先でこするだけで変色可能なメタモインキが印刷に採用されたり、子ども用玩具に使用されたりしていました。
1988年、メモリータイプのメタモインキが新開発され、約15度まで温度変化の幅をコントロールする技術の実用化に成功し、用途が飛躍的に広がりました。
2001年、メタモインキを筆記具に活用する研究に着手、2002年に黒で書いた文字が青や赤に変わる”イリュージョン”というボールペンが発売されました。
2005年には、温度変化の幅を80度前後(-20度?65度)まで拡大することに成功し、ついにフリクションインキが誕生します。
そして、ヨーロッパ(フランス)で先行発売したのち、2007年に最初のフリクションインキを使った筆記具”フリクションボール”が発売されました。

発売された時、実店舗の店頭デモ販売をしたのですが、飛ぶように売れたのを記憶しています。
お客様が待ち望んでいた商品だったんだ、と思います。
画像は、一番初めに発売されたフリクションボールです。

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≪フリクションが消せる仕組み≫

こういった言い方をすると『ダマしている』と思われてしまいますが、実は消していません。
インキが透明になっているだけです。
透明になることで”透明=見えなくなる=消えたように見えている”というカラクリです。

フリクションインキは60度以上で透明になる性質を持っています。
ペンのお尻に付いているラバーで擦る事によって”摩擦熱”が発生し、インキが透明になります。

透明になる仕組みは…科学者ではないので説明が難しいです。
パイロットの説明を転記すると…

フリクションインキは特殊なマイクロカプセルが色素の役割を果たしています。
カプセルに含まれる3種類の成分(ロイコ染料、顕色剤、変色温度調整剤)の組み合わせが摩擦熱により変化し、インキが透明になります。

引用元:株式会社パイロットコーポレーション 
こすると消えるフリクション インキの秘密より(http://frixion.jp/ink/

と、あります。
難しいですね…。
とにかく、この仕組みでフリクションは消える(透明になる)ということです。

≪よくあるお客様からのお問い合わせ≫

消える(透明になる)仕組みをご説明しましたが…お客様からよくお問い合わせを受けることがあります。

『フリクションで書いていた重要な書類が消えてしまった…。復活させる方法はないですか?』

夏場、クルマのダッシュボードは70度以上になるそうです。
そこに書類を放置していたら…消えてしまいます。
冬場でも、暖房器具の近くに置いておくと同様の結果となります。

でもご安心ください。
完全復活とは言いませんが、復活させる方法があります。
少なくとも読める状態にはなります。

その方法は…冷却することです。
フリクションインキは、マイナス20度で再び透明な状態から発色します。

この方法で、再び読めるようになります。
しかし、再び消えてしまう可能性もありますので、重要な書類にはフリクションは使わないようにしましょう。

≪フリクションはこれからも進化するでしょう!≫

フリクションシリーズが発売されて11年が経ちますが、未だに新シリーズがどんどんと発売されています。
現在発売されている種類を数えてみたのですが、替え芯や派生版のスタンプまで含めると、なんと31種類!
普段使いからビジネスシーンで使いやすいものまで、たくさん発売されています。
これからもどんどんと進化していくと思いますので、大注目ですね!


今回ご紹介しました パイロット フリクション は、公式オンラインショップでお買い求めいただけます。

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