まだまだ暑い日が続きますね。そんな暑い中、昨日は甲子園球場へ夏の甲子園準決勝を観戦してきました。
刺してくるような直射日光の下、球児たちの走る姿を見て清々しい気分になり、あっという間に二試合観終った頃には手も足も真っ赤。ヒリヒリが治まらず、出勤の時も服に擦れないようにと意識するあまりぎこちない歩き方になってしまいました。
さて、そんな私の焼けた肌の様に赤いペンを一本紹介させて頂きます。
ヴィンテージコーナーに並んでいる、スティピュラの万年筆「スプラッシュ」です。
ペリカン万年筆のM400くらいの小ぶりな本体吸入式万年筆で、一見するとフツーのペンなのですがペン先に特徴が…
スリット長い!!
ペンポイント(紙に当たる部分)からだいたいのペンならペン先の半分くらいのところで止まっているスリット(切割り)ですが、ご覧の通り一直線に首軸まで達しています。そして、その切割をまたぐように刻印された「FLEX」の文字。この長いスリットが生み出すのはflexible(柔軟)な書き味なのです。
と言ってしまうと、ものすごくやわらかなペン先を想像してしまうと思いますが実際そんなに柔らかくありません。
スチールペン先にしては線の強弱をつけることができる。というぐらいのものです。(この加減が非常に伝えにくいので気になる方は一度試筆してみて下さい)
「焼けた肌の様に赤いペンを」という紹介で始めましたが、同じペンの色違いで青も用意しております。それぞれ1本ずつしかありません。ヴィンテージ商品のコーナーに並んでいますが、ほぼ未使用に近い状態です。気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
06-6292-7660