梅田茶屋町店

ペン1本で筆記バリエーションさまざま!CROSS(クロス)セレクチップローラーボール対応リフィルを書き比べ!

こんにちは、梅田茶屋町店の佐藤です。

この記事ではクロスの「セレクチップローラーボール」について紹介したいと思います。
アメリカの筆記具ブランドCROSS(クロス)の商品の中には「セレクチップローラーボール」という表記の商品がいくつか存在します。
他の筆記具ブランドでは見ない表記のバリエーションですが、一体どのような商品なのか紹介させていただきます。

セレクチップって何?

「セレクチップローラーボール」と聞いて「セレクチップ」も「ローラーボール」も聞き馴染みがない!という方もいらっしゃると思います。
まず「ローラーボール」というのは一般的に水性ボールペンのことを指します。インクの乾燥を防ぐためにキャップ式の商品が多くありますが、一部のブランドではノック式の商品も存在します。
油性ボールペンに比べて弱い筆圧で筆記できるのが特徴で、軽いタッチで描くことが楽しめます。反面、インクの出が良いので使う紙によってはにじむ事があります。

この「ローラーボール」は国内・海外含め多くの筆記具ブランドで生産されていますが、今回紹介する「セレクチップローラーボール」は一味違います。
まず「セレクチップ(selectip)」という名前。これはペン先(tip)を選択(select)できる事に由来します。
いったいどんなペン先を選択できるのか?
私物のセンチュリーを使って紹介させていただきます。

まずはローラーボール

セレクチップローラーボールを購入すると、標準搭載されているリフィル(替え芯)がこのローラーボールです。
リフィルの種類はF(0.5mm)M(0.7mm)どちらも黒・青の2色展開で¥990(税込)。
書き心地も良く、水性インクならではのはっきりした発色が楽しめます。

油性も使える!

水性ボールペンの書きやすさも魅力的ですが、お仕事や生活の中で油性ボールペンが必要な場面も多いとおもいます。
そんな時には油性ボールペンタイプのリフィルが使えます。
リフィルの種類は黒・青の2色。字幅はmedium(1.0程度)で¥990(税込)。
インクの粘度は高く、しっかりとした書き心地が楽しめます。

水性、油性、最後は…

もっとたくさんの種類のリフィルを期待していた方には残念なお知らせですが、3種類目のこのリフィルで最後となります。
最後のリフィルは…「ポーラス芯」です!

…聞き馴染みがないですよね。ポーラス(porous)とは「多孔性」や「(水・空気などが)浸透できる」という意味を持つ単語で、穴だらけで水が浸み込みやすいスポンジのようなものがイメージできます。
このポーラス芯はインクの浸透しやすいフェルトチップという素材を使用したペンで、他の筆記具で言うところのサインペンのような書き心地が楽しめるペン先です。
字幅はfine(サインペンの極細くらい?)のみ。黒・青2色展開で¥990(税込)。
ローラーボールほどインクがたっぷり出るわけではなく、一定のインク量でストレスなくスラスラ書く事ができます。筆圧の強弱によって少し線幅が変わります。
私自身、テストで使用した私物のペンには普段この芯を入れています。

以上、セレクチップローラーボールについて紹介させていただきました。
水性ボールペンは書きやすい筆記具なのですが、なかなか多くの人のペンケースの中にレギュラー入りしていないのではないかなと思います。
1本で3役の使い方ができるので、「ローラーボールが気になっているけど頻繁に使う機会があるのか?」迷っているという方にはオススメです。
筆記具を贈りたいけどどんなものが喜ばれるかわからないときに、リフィルとセットで贈り物にするのも良いかもしれません。

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