おはようございます!文房具四方八方話のブログ担当 梅田茶屋町店 店長の山田紗江です。
今日は当店で新しく入荷してきた万年筆をご紹介いたします☆
イタリア シグナムの万年筆・ボールペンの取り扱いが開始いたしました!
実は日本でもほんの少し扱っていらっしゃったお店もあるのですが、残念ながら日本代理店が無かったのです。
今回修理などがあっても安心いただける日本代理店を通しての初めての展開を日本で当店が一番最初にさせていただくことになりました!
ここの商品が非常に面白い!次の枻出版社「趣味の文具箱」でも掲載される予定です。
シグナムとは・・・
シグナムは1979年 アントニオ&ファウスト・グイドーニ兄弟によってモンテ・グラッパの麓の小さな街ヴァッサーノにて創業しました。職人達の情熱と伝統技術に裏打されたモノ造りで世界最高品質の筆記具作りを目指しています。シグナムのシンボルマークはローマ時代の二輪馬車のホイールからきています。丸いサークルのラインは「品質とモノ造りへの情熱を“完全”な形に昇華する」強い意志と共に彼らの品質と最高級のもの造りへの情熱を表現しています。
シグナムの名を冠することのできる筆記具はESSEGI社が生産する製品の中でも、特に最高品質のもののみとなります。そして、その全ての商品のキャップの天冠部に装飾されています。シグナムはラテン語で「ライン(線)」の意。
“人々が筆記する線は過去からいつもに未来につながっていると“いう想いが込められています。
一番最初に面白い万年筆だなぁ~~と思ったのがベネチアンガラスを使用した万年筆です!
イタリア、ベネチアのムラーノ島の伝統ガラス職人の協力の下、3年の試行錯誤の後、商品化にたどり着いたシグナムを代表するコレクションです。1200年間、窯の火を絶やしていないムラーノ島の伝統吹きガラスの製法を用いて、理想的な色目を出すためにいくつもの種類ものガラス棒を作る必要があります。全ての工程を職人の手作業で進められ、1本のペンのボディーが生まれるまでに4時間もの時間を要します。世界でも他に類をみない、ベネチア・ガラスと筆記具の融合は高級ジュエリーの域に達しています。
ムラーノ・ガラスについて
イタリアの「ムラーノ」はベネチアの5つの小島からなる町の名前。11世紀頃からガラス生産が始まる。火災による被害や製造技術の流出を防ぐ為、12世紀後半頃にはイタリア本土のガラス職人たちが大規模な移住、工場の移転が進められた。その結果、ムラーノはベネチア・ガラスの生産地として急速に水準を高め、発展し、15世紀~16世紀にかけて全ヨーロッパに名声を広めていきました。このため、ベネチアンガラスをムラーノ・ガラスと呼ぶことがあります。
その後、徐々に衰退の道を辿りましたが、19世紀後半に再建され、現在もなお伝統を受継いでいます。その製品は他社に真似のできないオリジナリティーに溢れ、世界中から高い評価を得ています。一つ一つがリアル・ハンドメイドで作られています。生産数も限られ、入手困難な逸品です。
次にサンゴ礁を使った万年筆!
コラーロ・コレクションは漆黒の特注レジンに,シグナムが培った技法によって珊瑚ペースト、マザー・オブ・パールやゴールドをセラミックと混ぜてボディーに装飾しています。全てが手作業で、1本を完成させるには60時間以上の時間を要する、複雑な技法を用いるコラーロ・コレクションは、他には類を見ないシグナムならではの個性的なコレクションです。
そしてそして・・・私も紫のやつが欲しい・・・パイソン! 首軸が・・・素敵です!
シグナム・ブランドを代表するノーバ・コレクションに、艶やかなエキゾティック・レザーの中でも特に人気の高いパイソン(ニシキヘビ)のリアル・レザーを伝統職人が1本ずつ丁寧に装飾したコレクションです。パイソンの革独特の経年変化を楽しんでいただけます。蛇革の中でも、特にパイソンの革をまとった商品は金運や縁起物としてプレゼントでも喜ばれます。
こちらの3種以外のイタリアならではの美しい軸のペンたちが入荷してきております!ぜひ一度見にいらしてください(^^)
ご配送も承っております。NAGASAWA梅田茶屋町店 06-6292-7660