人気のキップレザーシリーズについて事務所勤務の女性スタッフ西田と語り合ってみました。
[登場人物]
竹内:商品開発
浜口:マーケティング
宇高:マーケティング
西田:総務
西田さんは万年筆使ってる?
持ってますけど使ってないです。
なんで?
使う機会が少なくなりました。買ったばかりの時は興味津々で使ってたんですが・・・
なんかいい万年筆使ってたよね〜。
Stipula(スティピュラ)です。
ペンドクターの川口先生が「女子社員がペン先調整来てたよ〜」って言ってた。
最近自分で買ったんです。そして早速書く機会がなくなって(笑)
で、その万年筆を入れるペンケースの紹介です(笑)自分が使う時に使いたいと思えるペンケースがなかったから自分で考えて作ったらええやろと思って作ったのがこのシリーズ。10本入れられるんやけどどう?
10色違うインク入れて。いつも持ち歩いてカバンの中にホイッと入れて。
これ中身インク全部違う色ですか?
いや、ダブってるのがあるかも。ただ万年筆のペン先の太さも違うし。
竹内室長でインク何色ぐらい使ってます?
50色です(笑) ※Kobe INK物語は50色になりました
そら30色とは言えないですよね〜。
これグルグル〜と巻いて巻物みたいにしてもいいし、広げたら隙間に置けるようになってるんです。
ここに万年筆を置くとコロコロ転がることはありません。
いま話題のカクノも入れてます。1000円の万年筆。これにコンバーター入れたらKobe INK物語も使えます。
高価な万年筆を買わなくてもKobe INK物語が楽しめると(笑)この前「カクノ10本下さい」というお客様もおられましたよ。
こんな感じで折り曲げて置いておく「ペンスタンド」スタイルも好きです。
たくさん持って行けない時はこの中から気分に合わせて持っていく万年筆を選ぶんですよ。それがまた楽しい。
この10本差ペンケースはお客様の中でも大人気商品になってます。
ただ、品切れ状態が続くことがよくあります・・・。入荷しても予約分でそのまま全部売れてしまうという。。。
10本差はちょっと多いな〜という人向けなのがこれ。
5本ですね。
このシリーズちょっといい価格設定になってるけどそれだけこだわったいい革を使ってるので。
あとこんな3本差のペンケースもあります。販売数量で言ったらコレが一番売れてますね。
ギフトでも大量受注頂戴したことがありますね。
5本差や10本差はギフトでプレゼントしにくいですが2〜3本ぐらいの万年筆はけっこう皆さん持たれてますもんね。
この3本差ペンケースを10個ぐらい買っていただいてるお客様もいて、万年筆を3本ずつ入れてバッグの中に30本持ち歩いておられましたよ。そんな方もいます。
このペンケースは上からシュッと抜けるところが便利です。カバンに入れたままケースを出さなくても万年筆だけ取り出すことができます。
このペンケースかっこいいですね〜。
スーツのポケットにもスッと入るし。口コミだけで愛用者が増え続けているヒット商品になりましたね。
ベロ式のペンケースとかいろんなペンケースがあるけど万年筆が取り出しにくかったりして手間がかかるしどの万年筆が入っているのかわかりづらい。その不便な部分を解消したペンケースになってます。そこらへんが一番喜ばれる理由かも知れませんね。
けっこう有名な方でもこのペンケースを使っていただいてるようですよ。そろそろドラマかなんかで使ってもらいたい(笑)
このペンケースって形が特徴的なんですが何か意味があるんですか?
この1本差のペンケースから始まったんです。
このシルエット見覚えない?実はこのペンケースは神戸のポートタワーをイメージして作りました。雲型定規を使ってあ〜でもないこ〜でもないと試行錯誤しながら辿り着いたデザインです。ペンを入れるとほら、ポートタワーになる。
真ん中に絞りが入ってるからペンが抜けにくいから落としてしまうことがなく安心して使いやすいんです。そして何より手にフィットして持ちやすい。このラインの機能美は本当に良かった。
1本差が爆発的に売れ、どんどん進化して1本、3本、5本、10本と増えました(笑)サイズ違いもあるので全部で20アイテムぐらいあります。Kobe INK物語だけじゃなくペンケースでも日本一にならなアカンね(笑)
これ光ってるでしょ。使い続けるとこれだけ変化が楽しめるんですよ。人の手の脂とかで。新品とは全く違う「味」が出てくる。
本当に良い革ですよね。キップスキン。この革が希少なのとこのペンケースを作れる職人が少ないので生産が追いつかないようで・・・。当初の予定以上にファンの方の口コミで広がり過ぎた有難すぎる商品です。
このペンケースの内側もステキなんですがどんな素材なんですか?
エクセーヌという人工スウェード素材になってます。
めちゃくちゃ気持ちいい肌触りですね
まさにその通り。ここもこだわりました。万年筆も気持ちよさそうに入ってるでしょ。
スウェード素材なのでペンを出し入れするたびにペンがキレイになるんですよ。ロールにすることでガタガタせずしっかりホールドされるのでこすれ合うこともなくなるし。
社内でもこの10本差は人気で皆さん持たれてますよね。社長も使ってます。別に万年筆じゃなくてボールペン入れるのもアリですしね。
よし。西田さん。このままDEN行ってこれ買いましょう(笑)
この手帳カバーもいいですよ。もう3年ぐらい使いこんだのがこれ。
ええ色になりましたね。
ちょっと濡れた傘で染みになってるのはご愛嬌ということで(笑)これはこれでとても「味」があってお客様にも「これいいですね〜。これをください。」と言われることもあります。こういう使い込んだ革の良さがわかる人も増えてきてるのも人気に繋がってるのかな。この使い込んだ手帳カバーをご覧になったお客様はだいたいこのレッツの手帳とセットでご購入いただいております。
このメガネケースもギフトでよく選んでいただいております。
これは100枚入る名刺入れ。出張多い人におすすめ。出張中って名刺が切れてしまうことがあるんですよ。この名刺ケースに100枚入れておけば安心ですね。昔はよく名刺作った時に入ってるプラスチックのケースを持ち歩いている人がいましたがちょっとウ〜ンですよね。この名刺ケースから名刺を出すと周りの人に「あっ、この人仕事できる人だな〜」と思ってもらえます(笑)そういうイメージで作りました。
これもポートタワーのRラインがついてます。このシリーズはこのRが共通ポイントとなっております。
このシリーズは革の経年劣化もかなりいいですしね。
「使い込んだらどうなりますか?」とご購入時に質問されることも多いですよ。革の経年劣化はそれほど皆さんが気になるポイントでもありますね。
比べてみたらぜんぜん色違いますね。
想像つかないですよね。買う時にここまで変化するとは。
この革は折っても形がつきにくいので開発者としてはこう折って置いておくのが一番好きです。