2018年も一カ月が過ぎようとしていますが、今年の手帳はもうお決まりでしょうか?
1月始まりの手帳を使う方もたくさんいらっしゃいますが、もうそろそろ4月始まりが発売される季節になってきました。
海外では9月に学校が始まることが多いようですが、日本では4月が新入学、入社を迎える月ということで4月始まりの手帳も1月始まりに次いで多いですね。
そんな中でも文房具専門のムック本『趣味の文具箱』を発行する枻(エイ)出版社がプロデュースした手帳『ESダイアリー』をご紹介しようと思います。
上の写真のように1月始まりと4月始まりでは表紙のカラーやサイズなどラインナップは異なりますが、筆記用紙はもちろん、製本、フォント、レイアウトまで書き味と使いやすさへのこだわりは共通です。
こだわり1:書きやすい用紙
筆記用紙には王子製紙の上質紙「OKシュークリーム」が使われています。
ソフトで滑らかな手触りで長期保存性も兼ね備えており、様々な筆記具と相性○。目に優しいクリーム色ですが濃すぎないクリーム色なのでカラーインクを使っても紙の色が邪魔をしません。
写真は5mm方眼罫。ほとんどのメモスペースは薄いグレーのドット罫線で描かれたこの5mm方眼となっているため、文字を書くのはもちろん、メモで地図や表を描くガイドにもなりますね。
こだわり2:個性的な書体
手帳で書体?と思う方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、毎日目にするものだからひと目で分かる書体や色づかいはとっても大切。
手帳部分で主に使用されている書体はクラシカルな雰囲気の「COPPERPLATE」。個性的な雰囲気でありながら読みやすさも兼ね備えた書体として選ばれました。
こだわり3:開きやすい製本
ノートや手帳を使っていて、ページがきちんと開かなくて手を離すとすぐにページが閉じてしまう、なんて経験をされたことはありませんか?
些細なことですが、いつも使うものだからそんな小さなストレスは無い方が良いですよね。
ESダイアリーは職人さんによってひとつひとつ製本する「糸かがり製本」という製本方法を採用しています。
辞書にも使われるこの製本方法によって、どのページを開いても180°フラットに開けるので記入しやすく、耐久性が高い仕上がりとなっています。
こだわり4:充実の巻末付録
現代では分からないことがあればすぐにネットで検索することができますが、手元にあると便利な情報というものもやっぱりあるものです。
ESダイアリーにはいろいろな手帳にあるような生まれ年と年齢の換算表はもちろん、出版社発行らしい用紙サイズの一覧やフォントサイズの一覧などの付録も付属しています。
多すぎて画像では掲載しきれていませんが、以下が巻末付録一覧です。
※2018年1月現在の情報です。2019年度以降のものは変更になる可能性がありますのでご了承ください。
・バースデーリスト(日付/名前/メモ)
・ライフネットワーク(名前/メモ)
・ID・パスワードリスト(サイト/ID/パスワード/メモ)
・パーソナルインフォメーション(名前、住所などの他、足のサイズ、肩幅等のサイズ記入欄)
・インターナショナルテレフォンコールズ(国名/国番号/英語国名)
・年齢換算表(西暦/年号/干支/年齢の換算表)
・サイズチャート(国別の洋服、靴のサイズ表)
・コンバージョンテーブル(長さ、面積、体積、重さの換算表)
・ペーパーサイズ(JIS規格、書籍の用紙サイズ表)
・フォントサイズサンプル(5Pt〜42Ptまでのフォントサイズ見本)
・時差マップ(世界地図に東京と主な都市の時差表)
・首都圏鉄道路線図
・東京地下鉄路線図
・近畿圏鉄道路線図
・主要都市地下鉄路線図(大阪、名古屋、札幌、仙台、横浜、京都、神戸、福岡)
毎日使うものだから。
使いやすさにとことんこだわった手帳「ESダイアリー」です。
レイアウトも朝6時から23時までの予定管理ができる「バーチカル」、左ページに1週間の日付と右ページがメモになった「レフト」、見開きの上部に1週間の日付が入り下部は自由に使えるメモ欄の「ウィークリーノート」、大まかな予定管理でOKという方には月間カレンダーにたっぷりのメモが付いた「見開き一ヶ月ノート」と多彩なラインナップです。
ちなみに私も2018年ESダイアリーデビュー。自由度の高そうなウィークリーノートを使っています。そこまで細かく予定を書き込む必要はありませんが、予定に限らず残しておきたいメモやタスク管理は1冊に集約したいという理由で、週ごとのメモ欄が広いこのレイアウトをチョイスしました。