もくじ

名刺
社会人はもちろん、私のようなフリーランスで働く人間にとってもなくてはならない、大切なビジネスツールのひとつです。
ビジネスの世界において、名刺の果たす役割は大きく、ある意味身分証明だったり、次の仕事に繋げるきっかけになったりもします。
サラリーマンとして、営業職についていたときもそうですが、100枚の名刺を配ってもなんの実も咲かせないことも多々あり、そんなことが続くと「きょうは名刺を持ってきていないから挨拶はもういいや」とか「さっきの挨拶で名刺を切らしてしまったから」、きょうの仕事はここまで、とか、名刺を言い訳にしてしまうことがありました。
そんなある日、知人のパーティに招かれたときのこと、その場に集まったのは、企業のトップや、クリエーターなどメディアでも活躍されている方など、ボクのようないち個人事業主とは、いささか世界が異なる人たちばかりで、初めて出席した時は、もう足が震えっぱなしでした。
その場に、誰もが知る、もしくは誰もが利用した事がある、”a”から始まる、あの会社の社長が来られていて、遠くから眺めていると、知人が「紹介しましょう」と、言ってくれたので緊張しながら名刺を差し出すと「きょうはもう名刺を切らしてしまっていて」と丁寧にお詫びをされて、ひと言ふた事、お話しをしてその場は終わりました。
ボクとしては、そんな方に挨拶させてもらっただけでも、いい想い出になったわけですが、後日一通の封書が自宅に届き「先日は名刺を切らしていて申し訳ありませんでした」と書かれた手紙と一緒に、社長の名刺が同封されていました。
この時、嬉しいのと恐れ多いという複雑な感情を味わったあと、「1枚の名刺”の重さを感じていただろうか?」と、改めて勉強させられた思いでした。
とはいえ、ボクにそんな真似ができるかというと、自信が持てません。そこで、まず名刺を切らさない、これを実践しようと心に決めて、見つけたのがナガサワ文具センターのオリジナル文具「カードBOX100」でした。
大容量の名刺入れ「カードBOX100」
カードBOX100は、ナガサワ文具センターおなじみのキップレザー(牛革)に身を包んだカードケースで、並口の厚みの名刺なら約100枚が収納できる、大容量の名刺入れです。
このまま持ち歩いても、相手に失礼のない上品な印象を与えます。
またフォーマルでもカジュアルなシーンでもそつなくその場の雰囲気に馴染むうえに、持っている人の存在感をさりげなくサポートしてくれる魅力も備わっています。
実用的なメリットでは、この容量があれば、大きな展示会の取材やパーティにおいても、名刺がなくなる心配からは解放されそうです。
従来の名刺入れと比べると、ちょっと大きいと感じる人もいるかと思いますが、今お使いの名刺入れと一緒に、予備の名刺入れとしても持ち歩くのもいいでしょう。
カードBOX100のもうひとつのメリット
NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店は、神戸ハーバーランドの一角に位置して、他の店舗にはない煉瓦作りの落ち着いた店内が魅力の店舗です。
こちらのお店では、Kobe INK物語の定番色をミニボトルに詰める小分けサービスをおこなっています。
店内には専用のデスクと椅子があり、腰を落ち着けて、80色を超えるインクを試筆しながら、気に入った2色をセレクトできます。(専用ボトルと2色セットで1,540円)
カードBOX100と何の関係が?と思われるかもしれませんが、カードBOX100には名刺などのカード類だけでなく、Kobe INK物語の小分けインクに使われている専用ミニボトルが4本収納できます。
つけペン愛好家の方が、大きなレギュラーサイズのボトルインクを、重い思いをして持ち歩く苦役から解放されて、スマートでオシャレなスタイルでインクライフを楽しめます。
ボクの場合、つけペンは有限会社リオンから発売されている、金属ペン先を採用した「DRILLOG(ドリログ)」の一番小さなモデル「ドリロググラフトスパイラル」を愛用しています。
有限会社リオンの本業は、航空機などの精密機器を手掛けるメーカーさんだけであって、ペン先にもその技術が活かされて、ガラスペンと同様なデリケートさを持ち合わせていますが、ネジ式のキャップはそのペン先を優しくしっかりガードしてくれるので、安心して出張や旅行に連れて行ける良き相棒です。これに、カードBOX100を加えることで、外出先でもつけペンライフを心置きなく楽しめるわけです。
*写真は、ボクの実用例ですが、1本を別の容器に移して洗浄用の水を入れたセットで活用しています。
ナガサワ文具センターオリジナル文具カードBOX100
ビジネスでの活躍をサポートしてくれる名刺入れとしての「カードBOX100」
あるいは、Kobe INK物語のミニボトルを、持ち歩けるツールとしての「カードBOX100」
ナガサワ文具センターとしては、こんな使い方を想定して生まれた製品ではないかもしれませんが、多種多様な使い方ができるのは私たちユーザーとしては嬉しい限りです。
カラーバリエーションには、ブラックとボルドーの2タイプがあるので、目的に合わせて使い分けるのもいいですし、いっそ2色揃えて、その日の気分で使い分けてもいいかもしれません。
仕様
価格:6,380円(税込)
重さ:約50g
素材:表面キップレザー(牛革)/裏地ウルトラスウェード
カラー:ブラック(ステッキボルドー)/ボルドー(ステッチベージュ)
インクボトルを入れての使用は、あくまで可能というレベルです、大きな加重がかかるとガラス製のボトルは破損することがあるので、その点はご注意ください。