もくじ

窓から差し込む光で目を覚ますと、その眩しさに、ちょっとたじろぎながらも、身体に力がみなぎってくる、そんな朝を迎えたことはありませんか。
朝の陽の光は気持ちをリセットしてくれて、新しい1日の始まりを予感させてくれます。
ナガサワオリジナル万年筆が2025年9月にリリースした、万年筆「天日」は「葉洩れ日」(2023年)「霜冴ゆる」(2024年)に続く、3番目のモデルとして、”天日”=”太陽”をイメージした万年筆です。
2024年東京ペンショー会場
このシリーズは、日本をはじめ世界各国で開催されるペンショー会場でのみ販売される特別な万年筆で、今年はマレーシアではじめて開催された「マレーシアインターナショナルペンショー」(9月27日〜28日)を皮切りに、台湾「台南ペンショー」(10月18日〜19日)、オーストラリア「メルボルンペンショー」(10月26日)、トルコ「イスタンブールペンショー」(11月8日〜9日)、スペイン「マドリードペンショー」(11月14日〜16日)、韓国「ソウルペンショー(11月15日)など、世界各地を巡り、日本では「東京インターナショナルペンショー」(11月1日〜3日)「神戸ペンショー」(11月15日〜16日)の会場で、私たちはその姿を見られます。
太陽系の中の太陽
”太陽”は、とても馴染みのある天体で、私たちの地球を含む太陽系の惑星、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星を従え、その中心にあります。
太陽系で、もっとも大きな惑星で知られる木星は地球の約318倍もの質量がありますが、太陽はそれを遙かに超え、じつに太陽系の全質量の約99.8%を占めていて・・・、いや想像しようとしても、イメージすら追いつけないほどの、壮大な恒星(自らのエネルギーで輝く天体)でもあります。
宇宙の規模で考えると、スケールが大きすぎて、現実味から離れてしまいますが、私たちはこの太陽から、実にたくさんの恩恵を受けています。
地球から太陽までの距離は、およそ1億4960万Km、もし時速300Kmで走る新幹線で太陽に向かって出発すると、約50年もかかる距離にあります。これほど遠く離れていながら、”太陽”が地球にもたらすエネルギーは、毎秒175兆ワットに相当し、これは地球上の全人類が1年間で消費する総エネルギーを、数時間でまかなえるほどで、これらを毎日休むことなく、私たちの地球に送り届けてくれています。
この距離関係は奇跡と呼ぶにふさわしく、地球の次に太陽に近い金星の地表温度は約460度、地球の次に太陽から遠い火星ではマイナス56度と、とても人類が生活できる環境ではありませんが、太陽と地球は絶妙な距離を保つ位置にあり、人間が生命活動を維持する上で適度な環境を作り出すと同時に、地球上のすべての命を育む源になっています。
また、物理的な側面の他に、太古より民族を越えて神にたとえられ、ギリシャではアポロン、エジプトではラー、インドではスーリャ、日本では天照大神(あまてらすおおみかみ)として崇められる神秘性も備えています。
”太陽“について詳しくことがなにもわからなかった時代から、人間の生活と深く関わりあっていたことがわかります。
ナガサワ文具センターオリジナル万年筆「天日」
ナガサワ文具センターオリジナル万年筆「天日」は、太陽系でもっとも偉大な天体”太陽”をイメージしていますが、コロナの炎が渦巻くアグレッシブな赤い色ではなく、心をほっと落ち着かせてくれるイエローカラーをベースに、地表に届いたキラキラと輝く光を、細かなラメを使って再現しています。
また、胴軸と首軸にはそれぞれ異なるラメがちりばめられ、そのコントラストの美しさも、太陽の神秘的な輝きを表現しているかのようです。
夜の暗い部屋の片隅で万年筆「天日」を手にすると、かすかな光を反射してかがやく様に、ほわっと暖かさが伝わってくるような気がして、まるで手のひらの中に優しい太陽があるように感じます。いやなことがあった日も、楽しいことがあった日も、最後はポジティブな言葉で締めくくれそうです。
ナガサワ文具センターが作るオリジナル万年筆は、流行の色だとか、可愛いとかだけではなく、万年筆を使って書く人の気持ちに寄り添うようなプロダクトで、今回も元気をくれると同時に、書くコトが楽しくなる1本に仕上がっています。
そういえば、太陽の光を浴びると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるそうで、この万年筆「天日」にも、そんな効果があるのかもしれませんね。
仕様
商品名 ナガサワ文具センターオリジナル万年筆「天日」
モデル プロフェッショナルギアスリム
ペン先 14金/風見鶏の刻印
キャップリング 幅広リング
字幅 EF・F・MF・M・B・Z・MS
付属品 コンバーター
販売価格
EF・F・MF・M・B 38,500円(税込み)
Z・MS 40,700円(税込み)
※上記は日本国内での販売価格となります。各国ペンショーでの販売価格は現地までの輸送費、関税などを含んだ金額となりますので上記価格とは異なります。