文房具の部屋 〜神戸からの手紙〜

【コラム】ナガサワ文具センターオノマトペインク ひらひら

ナガサワ文具センターオノマトペインク ひらひら


オノマトペとは、「きらきら」「うきうき」など、擬態語や擬音語を意味するフランス語。
なんとなくだけれど、耳にすると心地よく届く、その言葉から不思議と情景が目に浮かんできます。そんな優しい言葉で名付けられたインクが、ナガサワ文具センターのオリジナル万年筆インク「オノマトペ」シリーズです。
ナガサワ文具センターの万年筆インクと言えば、2007年に登場したKobe INK 物語がおなじみですが、新しくラインナップに加わった「オノマトペインク」は、より明るくポップな感覚のインクとして新しいファンを集めています。

オノマトペインクひらひらデビュー

システム手帳サミットでデビュー


2025年12月、大阪・梅田で開催された「システム手帳サミット」(NAGASAWA 梅田茶屋町店主催)には、開場前からたくさんの人が列をつくり、広い会場の通路はひとの熱気であふれたそのイベントで新作「オノマトペインクひらひら」はデビューしました。
今回のインクのコンセプトは”暖かで穏やかな日差しのなかで、風にその身を委ねひらひらと舞う花びらが、そっと指先に触れたとき”、そんなコンセプトから誕生した「オノマトペインクひらひら」は、いわゆる”くすみ系”と呼ばれている、出張しすぎない穏やかな色合いが特徴で、ほっこりとした暖かさを感じさせてくれます
日本人にとって、ピンク系の色をみると、桜・・ソメイヨシノをまず一番に思い浮かべがちですが、日本の春には、桃、梅、シャクナゲなどさまざまな花が咲き誇ります。この「オノマトペインクひらひら」はあえて花を特定せず、言葉から思い起こされるイメージを色にしたところ、この色にたどり着いたと聞きました。
答えのない美しさは”感性の領域”に委ねる美学であり、使う側にとって想像を自由にふくらませる楽しみでもあります。

グリッターラメ

きらきら輝くラメが入ったインク


ナガサワ文具センターから発売されているインクは、万年筆での筆記を想定しているため、これまで”ラメ(グリッターラメ)入り”のインクは、定番インクとしてはほとんどありませんでしたが、「グリッターラメ」を含んだ「オノマトペインクひらひら」は、つけペンやガラスペンユーザーに、新しい筆記体験を楽しんでもらえます。
*オノマトペインクシリーズには、イベント会場限定販売インクとしてグリッターラメを使った「オノマトペインクゆらゆら」があります。

文字に個性をあたえるグリッターラメ


ボクも早速、ガラスペンを使ってグリッターラメの世界へ足を踏み入れてみました。
花のぬくもりを感じるやわらかなピンクと、寒い季節の中、外から差し込んだ日差しが、キラキラと輝く様子をグリッターラメが見事に再現してくれています。
不思議な事に、ボクの書いた文字が、微笑んでくれているようにも見えて、インク沼の奥深さをあらためて感じます。

オノマトペインクひらひら


2025年12月に発売された「オノマトペインクひらひら」は、春のおだやかな日差しの中、ひらひらと舞い落ちる花びらの情景を思い浮かべられます。
このインクは、細字のペンで書くよりも、おもいっきり太字のつけペンやガラスペンで、贅沢にインクを乗せて使う方がよく似合います。グリッターラメのきらめく様は文字というより、もはやアートのように感じました。
ちょっと気が早いかもしれませんが、2026年の”ことはじめ”に、カリグラフィーの教室へ通ってみようかな?と、前向きな気持ちにしてくれるのも「オノマトペインクひらひら」の魅力なのかもしれません。

商品詳細

商品名
NAGASAWA オノマトペインク期間限定「ひらひら」

価格
2,750円(税込み)

先行発売日
2025年11月29日(土)
「システム手帳サミット」会場にて先行発売

一般発売日
2025年12月13日(土)

取扱店舗
NAGASAWA各店・ナガサワ文具センター各店・ナガサワ文具センター公式オンラインショップ

【ご注意】
こちらのインクはつけペン・ガラスペン専用となります。
万年筆でのご使用はお控えください。

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    ナガサワ文具センター 本店

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