もくじ
PenStyle DEN
ナガサワ文具センター三宮本店は、神戸三宮センター街のジュンク堂書店の3階にあり、約200坪のフロアには、一般文具をはじめ画材など、文房具に関わるたくさんのアイテムが一堂に揃う売り場で、地元の神戸っ子はもちろん全国から文房具ファンが足を運ぶ名店です。
その一角に、大人の隠れ家のような雰囲気をまとい、高級筆記具と呼ばれる万年筆やインクを揃え売り場が、NAGSAWA PenStyle DENです。
ナガサワ文具センターでは、店舗毎にその地域にあった品揃えや個性ある売り場を展開していますが、どの店舗においても万年筆とインクは欠かしません。
その中でも、NAGSAWA PenStyle DENは、万年筆の専門店として、品揃えと風格を併せ持ち、多くの万年筆愛好家に知られています。
大人が惚れる万年筆
硬派な大人の筆記具
これまで、ナガサワ文具センターのオリジナル万年筆について、レビューやコラムを書かせていただきました。
どのモデルも、ナガサワ文具センターと神戸との深い関わり合いを感じさせ、往年の万年筆ファンからも、若い世代にも、万年筆の楽しさを伝える万年筆でした。
そして、今回のNAGASAWA限定万年筆「Pen StyleDEN」は、大人が思わず頬ずりしたくなるような、古参の万年筆ファンから見て”渋い””カッコイイ”という言葉が自然に口をついて出てきそうな1本です。
今の時代、世代を区切るのは難しいかもしれませんが、モンブランのマイスターシュテックやペリカンのスーベレーンに心ひかれる人には、この限定万年筆「Pen Style DEN」はきっと突き刺さるのでは？と思っていますが、さていかがでしょう。
ボクが子どもの頃の”万年筆”は、黒い筐体と太い軸が特徴的なイメージがあって、鉛筆やボールペンとは、別次元の存在でした。
幸か不幸か、父が書くコトが嫌いだったため、自宅に万年筆という筆記具はなく、社会人になるまで、実物に触れる機会もありませんでした。
そんな中で、はじめての万年筆という存在に触れたのが（ボクの記憶が確かなら）、漫画『ドラえもん』の中で描かれていた、メーカーもブランドもわからない、けれど描写からレバーフィラー式の万年筆だったことだけを不思議と覚えていて、これが子ども心にたいそう格好良く映ったものでした。
DEN万年筆の魅力
ブラックブラスト加工
21金と大型ニブを採用したペン先
NAGASAWA限定万年筆「PenStyle DEN」は、子どもの頃に感じた、”大人の格好良さ”を鮮やかに呼び起こしてくれました。
そのシルエットはオーソドックスでありながらクラシック、だれもが思い描く万年筆そのものの姿です。
また、じっくりとその軸を眺めると、モンブランマイスターシュテュックのような光沢を放つのではなく、つや消しのような仕上がり（ブラックブラスト加工）が施され、反射する光を閉じ込めているようにも見えます。
それの姿は、漆黒の宇宙空間に浮かぶ宇宙船のようで、この佇まいだけで浪漫を感じてさせてくれます。
見た目の魅力もさることながら、最近のモデルでは最高峰と呼べる21金と大型のペン先を採用したこのモデルは、他の万年筆がかすんでしまうほどの安定感と、ペン先が紙に触れた時の書き心地が「これこそが万年筆だと」叫びたくなるほどです。
NAGASAWA限定万年筆「PenStyle DEN」
書くコトの喜びを再発見できる万年筆
万年筆の王道とも呼べるシルエットに、ひと手間かけた加工を施して生まれた、この万年筆には”静寂”と言う言葉がとてもよく似合います。
そこには、使うひとの思考を妨げることなく、静かに寄り添うアナログ筆記具ならではの魅力を宿しているかのようです。
多様な価値観が求められる今の時代にあって、手書きの良さをあらためて気付かせてくれる、そんな万年筆が、NAGASAWA限定万年筆「PenStyle DEN」です。
商品詳細
商品名
ナガサワ文具センターオリジナル限定万年筆「PenStyle DEN」
モデル
キングプロフィット
ペン先
21金／鍵マークの刻印
キャップリング
幅広リング
字幅
M・B
付属品
コンバーター（ブラックIP加工）
販売価格
132,000円（税込み）
ご予約開始日
2025年11月7日（金）
発売日
2025年11月14日（金）
取扱店舗
NAGASAWA PenStyle DEN・NAGASAWA 梅田茶屋町店・NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店・ナガサワ文具センター公式オンラインショップ
