創業140周年記念万年筆蒔絵螺鈿「神戸花火」

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創業140周年記念万年筆蒔絵螺鈿「神戸花火」

ナガサワ文具センターは、万年筆や毎日の文房具を、そして神戸を愛する方々に支えられて、今年2022年に創業140周年を迎えました。
この創業140周年という節目を飾る、記念の万年筆蒔絵螺鈿「神戸花火」を11月11日から発売いたします。

万年筆の装飾のなかでもひときわ人気を集める、蒔絵技法の歴史は古く奈良時代まで遡り、正倉院の宝物のひとつ「末金鏤（まっきんる）」がその始まりとされています。
今回の蒔絵螺鈿「神戸花火」は、蒔絵師佐藤豊氏の手によって、日本の伝統技術の粋を集めた1本に仕上がりました。

神戸花火大会をモチーフに

モチーフになった、神戸花火大会は洋上花火としても知られていますが、視点をさらに海へと移し、神戸港側から眺めた街の夜景と六甲の山々を背景にした景観を描いています。

螺鈿細工の細やかな技法

打ち上げられた大輪の花から流れる光跡は繊細な筆つかいで、宝飾品のようにキラキラと輝く火花は螺鈿細工の細やかな技法を用いて表現しました。
さらに、漆塗りで施された万年筆の軸を黒ではなく紺色をベースに仕立てることで、夜空と輝く花火の美しい明暗の世界をより一層際立たせています。
またその軸色に併せて付属インクをブルーブラックにコーディネイトいたしました。