スタッフの佐藤です。
またもやシステム手帳のリフィル(中身)のお話です。
新しいシステム手帳を買うときにリフィルを選ぶのって楽しいですよね。
「スケジュールとメモで十分」と思っていても、いざ選ぶとなると「たかがメモでも罫線の種類がこんなにあるのか!」とか「これも必要かも」「使い方は置いといて一旦買ってみよ」と、いろんなリフィルを見ているとどんどん使う楽しみが湧いてきます。
そんなたくさんのリフィルがある中で、今回注目するのはインデックス(見出し)リフィルです。
どんな商品?
システム手帳に綴じたリフィルを分類別に仕切るのがインデックスリフィルの役割です。
実はメーカー別に違いがあるのですが、あまり比較することがないと思うのでいくつか紹介したいと思います。
インデックスは大きく分けると「タテ」か「ヨコ」に分けられます。
見出しの部分がページの上部または下部に来るのが「タテ」ページの横に見出しが来るのが「ヨコ」です。
インデックスといえばヨコのタイプのイメージが強いかもしれませんが、システム手帳本体の大きさによってはタテの方が使いやすいものもあります。
この商品は、レイメイ藤井の「ダ・ヴィンチ グランデ オリーブレザー バイブルサイズ8mmリング」という薄型で非常にコンパクトなシステム手帳です。
コンパクトさを追求した商品ゆえに、表紙を閉じるとリフィルが表紙の側面ギリギリまで迫ってくるのがわかります。このサイズの手帳には「ジャストリフィルサイズ」という別名もあります。
このジャストリフィルサイズのシステム手帳にヨコ型のインデックスをつけると…
表紙から見出しが出てしまいます。
見出しの部分がむき出しになってしまうのでカバンなどに入れると傷んでしまう恐れがあります。
タテ型のインデックスをつけると…
このように全体の印象もすっきりとしてヨコ型のときにあった不満な点は解消されますね。
ちなみに上下ひっくり返してセットすると、見出しを下の部分に持ってくることができます。
意外に?種類あり!
上で説明したタテヨコの違い以外にも選ぶポイントは様々です。
・素材
厚手の紙でできたもの、ラミネート加工されたもの、樹脂製のものなど素材によっての特徴もあります。
紙でできたものは耐久度は低いので長期間の使用は難しい場面がありますが、見出しの部分に鉛筆やペンで直接分類を書き込むことができます。
ラミネート加工されたものや樹脂製のリフィルは耐久度が高く、ページめくりで折れ曲がったり劣化する心配は少ないです。分類の書き込みは直接できないので付属のシールを使用するのがオススメです。
・見出しの数
見出しの数(「山」とも呼びます)も商品を選ぶ中で重要になってきます。
上で紹介したジャストリフィルサイズの手帳などはリングのサイズが小さく、閉じることができるリフィルの枚数も少ないので見出しの数はそこまで多く必要になることはないと思います。
反対に、ヨコ型のリフィルで多くの枚数を綴じる場合には多くの見出しが必要になるかもしれません。しかし、実際に販売されている商品の相場はだいたい5山か6山です。そういうときには色違いのインデックスセットを使用すると分類ごとに多くの仕切りを設けることができます。
最初にいくつ山(分類)を設けるか決めて、メモやスケジュールのリフィルを振り分けて購入するのもいいかもしれません。
ちなみに、ナガサワ文具センターで販売している商品の中で、バイブルサイズ最大の山の数のインデックスリフィルを生産しているのはKNOXのインデックスで12山でした。
こうしてみてみるとインデックスリフィル一つを取ってもなかなか奥の深いリフィル選び、理想の手帳を作るためには商品の比較も大切ですね。