トピックス

【モノトーンでニュートラルなデザイン】#3776 センチュリー NAGASAWA PenStyle 万年筆 シルエット ~7月7日発売!~

カラフルな軸もいいけれど

みなさまこんにちは、ナガサワ文具センターの竹中です。

NAGASAWAオリジナルのNAGASAWA PenStyle 万年筆 シルエットは明日7月7日の10:00から、公式オンラインストアにて販売開始!

今日は、#3776 センチュリーについてや、字幅のこと、相性の良さそうなシステム手帳等を紹介いたします。


定番品の#3776はツルッとした樹脂ですが、シルエットはサンドブラスト仕上げ(首軸のみ通常樹脂)
マット調になっていて、さらりとした手触りです。
光を反射せず、モノトーンなカラーリングなので手元にすっとなじみます。

「カラフルな軸も良いけれど、今日は書くことに集中したい。」
アイデタ出しや、書写など、そういう時ってありませんか?
シンプルな黒軸の万年筆でもその希望は叶えてくれそうですが、ちょっと人と違う万年筆が良いなという方にはシルエットもオススメです。

2年経っても乾かない、スリップシール内臓


万年筆を使用するにあたり、気になることのひとつに「お手入れ」が含まれる方は多いのではないでしょうか。
シルエットのベースになっているプラチナ万年筆の♯3776 センチュリーは、インクの乾燥を防ぐスリップシールという機構が内蔵されています。

万年筆の中でインクが乾燥してしまうと、いざ使おうとした時に書けないだけではありません。
場合によっては分解洗浄が必要になり、メーカー修理に出さなければいけないことも。

私も万年筆ユーザーですが、インクを入れるペンは2~3本に限定して毎日交代で使うようにしています。
定期的に洗浄をするべきだとわかっているものの、すっかり忘れてしまうことってありますよね(きっと、私だけじゃないはず……!)
スリップシールが内蔵された#3776 センチュリーなら、数ヶ月経ってもインクが乾く心配がありません。
※保存環境やインクによってどのくらいの期間、乾燥を防げるかは異なります。

「お手入れの自信がないけど万年筆を使ってみたい!」という方にもオススメの1本です。

字幅はどれを選ぶのが正解?


シルエットの字幅は全部で5種類(EF/F/M/B/C)
※写真の試筆紙は1cm方眼です。

ペン先は14金素材で平たく大きいため、よくしなります。
しかし筆記線は細めで、他の国産メーカー(PILOT・セーラー万年筆)と比較すると少し線が細い印象を受けます。
太さについては使用する紙やインクによって異なりますので、お気に入りを探してみてくださいね。

【EF -極細字-】
小さな手帳(M5・M6)での使用や、小さな文字を書く方におすすめ。
ペン習字にも適しています。
ペンポイントが小さいため、用紙によっては少し引っ掛かりを感じるかもしれません。
和紙など繊維質の多い用紙だと詰まる可能性があるので、つるりとした紙の方が気持ちよく筆記ができます。

【F -細字-】
一般的に最も汎用性の高い字幅だと言われています。
日記をつけている方、勉強等でノートを使う方におすすめ。
一筆箋やメッセージカードにも使えますし、大きいサイズの手帳にもぴったりです。
筆記線は細めで、淡い色のインクを使用した場合は文字が見えづらい可能性があります。

【M -中字-】
万年筆らしいヌルヌル感を楽しむなら、中字より太い字幅がおすすめ。
便箋を使ったお手紙や、メモ書き、インクの濃淡を楽しみたい方に向いています。
ペンポイントが大きくインクの供給量も多いため、筆記速度が速い方にも良いでしょう。

【B -太字-】
初めての万年筆に選ぶには、ちょっと用途が限られるかもしれません。
ノートや手帳に使う場合、複雑な漢字は潰れてしまう可能性が高いです。
サインやあて名書き、そして原稿を書く方におすすめです。
中字より更にインクのヌルヌル感を楽しめて、淡い色の濃淡もよく見えます。

【C -極太字-】
ここまでくると、ほとんどサインペンに近いかもしれません。
太字と同じくサインや原稿用紙におすすめ。
ただ、原稿用紙はサイズによって漢字が潰れる可能性もあります。
アルファベットを書く場合や、大きな文字を書くシーンに適しています。

初めての万年筆ならF(細字)かM(中字)を選ばれる方が多いです。
日頃愛用している水性ボールペンがあれば、その字幅に近いものを選んでいただくと使いやすいかもしれません。

システム手帳と合わせてみたら

シルエットに合いそうなシステム手帳を、選んでみました。
字幅はEF(極太字)かF(細字)が向いています。

【Davinci×NAGASAWA「ロロマ クライム」】


M5 ¥19,580(税込)/ M6 ¥19,800(税込)

まずはこちら。
Davinci×NAGASAWAのロロマクライムは、人気のシステム手帳「ロロマクラシック」のロロマレザーにシボが入っています。
職人が作り上げた、型押しではない自然なシボにより、ツルっとしたロロマクラシックとはまた違った経年変化を楽しむことができます。


どちらもくすみカラーで、シルエットとの相性も抜群です。
写真は2色ですが、NAGASAWA限定カラーは全部で3色。
公式オンラインストアに載っているので、ぜひチェックしてくださいね。

【ブレイリオ「モルビド」】


バイブル 30mm¥20,900(税込)/ 16mm¥14,850(税込)


ブレイリオの人気シリーズ「モルビド」は、ネイビー以外の内側が「ガーデニア」というカラーになっていて、シルエットとよく合います。
バイブルサイズの30mmは、こんなに太いのか!とびっくりしてしまうサイズ。
たっぷりリフィルが収納できて、筆記欲を満たしてくれます。

30mmでは大きいかな、という方もご安心ください。
16mmもご用意がございます。

【waji「glart」】


¥28,600(税込)

最近お取り扱いを開始したwajiの「glart」は、ステンドグラスのデザインがオシャレ。
写真のglartは「モノクロ」ですが、ほかにも「セピア」のお取り扱いがございます。
ブラウン系がお好きな方には「セピア」もオススメです。


窓のキラキラがモノクロームなので、シルエットとの相性も抜群。
万年筆がシンプルなので、よりいっそう手帳の可愛さが引き立ちます。

wajiのglartにはスマホケース等のラインナップもあります。
システム手帳とおそろいで持つと、更にテンションが上がりそうです。

スタッフおすすめのインク

万年筆はプラチナ万年筆製ですが、万年筆用インクでしたらメーカーは問いません。
顔料インクや古典インク(没食子インク)はお手入れに自信がある方以外は避けた方が良いでしょう。
基本的に万年筆用インクは染料が多く、お水に溶けるためお手入れも簡単です。

今日は、染料インクで私のオススメをいくつかご紹介します。

【プラチナ万年筆「ブルーブラック富士」】

¥1,650(税込)
まずは純正インクから。
通常のブルーブラックとは異なり、富士山麓の天然水を使用しています。
色もこちらの方が青みが落ち着いていて、様々なシーンで活躍しそうです。
比較的サラリとしたインクなので、用紙によっては滲むかもしれません。

※オンラインストアではお取り扱いしておりません。

【Kobe INK物語「墨香」】

¥1,430(税込)

NAGASAWAオリジナルインクのKobe INK物語は、名前の通り神戸の様々な場所をテーマにしています。
定番品には番号がついていて、最新カラーの「山本通エキゾチックグリーン」が84番!
限定品や準定番品を含めると100色を超えています。

しかし実は、番号がなく神戸の地名もついていない定番のKobe INK物語があることをご存知でしょうか?
その名も「墨香」。
ボトルの蓋を開けた瞬間、墨の香りがふわりと漂います。
インクカラーはシンプルな黒色ですが、まるで習字の授業中かと思うほどの墨の香りに、自然と背筋がしゃんと伸びますよ。

【Kobe INK物語「♯31 海岸ストーングレー」】

¥1,980(税込)

Kobe INK物語から、もう1色。
31番の海岸ストーングレーは温かみのあるグレーのインクです。
神戸海岸通りは、神戸らしい面影が今なお残る貴重なエリア。
商船三井ビルをはじめ、洗練された重厚な石造り建築が連続していて、神戸の歴史の中でもひときわ目立つ都市景観を形成しています。

素晴らしい建築の温もりのあるグレーを表現したインクは、オフホワイトを使用したシルエットとも相性抜群です。

【TOOLS to LIVEBY「竹山緑」】

¥3,850(税込)

最後は、台湾からやってきたインクをご紹介。
極細や細字に入れてもパキっと文字が書ける、濃いグリーンです。
竹山緑は「ちくさんのみどり」と読みます。
自然がたっぷりの南投(なんとう)懸・竹山(ちくさん)の茶畑の色を表現しています。

オンラインストアでは6色をお取り扱い中。
全て台湾の大自然をモチーフにしていて、深く思考するときに使いたい色ばかりです。

商品仕様


品名:NAGASAWA PenStyle 万年筆 シルエット
仕様:ペン先14K(風見鶏刻印)EF/F/M/B/C コンバーター付
販売価格:税込28,600円
先行発売日:6月17日(梅田茶屋町店万年筆フェスにて)
一般発売日:7月7日予定(NAGASAWA PenStyle DEN・NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店・ナガサワ公式オンラインショップ)

最後に

NAGASAWAオリジナルのPenStyle 万年筆 シルエット。
初めての万年筆やギフトにもオススメの1本です。

    CONTACT

    商品についてのお問い合わせはこちら

    078-321-4500

    ナガサワ文具センター 本店

    商品の購入や取り置き、取り寄せ、ご予約などお気軽にお問い合わせください。
    メールフォームからのお問い合わせは24時間受付しております。

    【モノトーンでニュートラルなデザイン】#3776 センチュリー NAGASAWA PenStyle 万年筆 シルエット ~7月7日発売!~

    必須お名前

    必須メールアドレス

    必須お問い合わせ内容


    PAGE TOP