ペンショー限定万年筆、できました
みなさまこんにちは。
ナガサワ文具センターの竹中です。
毎年、10月から11月にかけて開催されるペンショー。
会場にお越しいただく方へ、限定万年筆をご用意いたしました。
限定万年筆「葉洩れ日」
さて、お待たせいたしました。
今年のペンショー限定万年筆は「葉洩れ日」。
昨年の東京ペンショーで発売した「幾星霜」と同じく、フルプロデュースいたしました。
葉洩れ日とは、 木々の葉の間を通してもれる日の光 のこと。
薄暗い木陰の中で差し込む日の光は、きらきらとして私たちを癒してくれます。
どこにいても、光を見つけられますように。
そして、このペンを使う人自身が、その光のような暖かく優しい人でいられますようにと願いを込めて名付けました。
濃いグリーンながら透明感の高い樹脂は、日の光を通します。
深く息を吸うと、新緑の香りが漂ってきそうな色です。
葉っぱについた水滴が日の光で美しく光る様子を、首軸と天冠のラメで表現しました。
ベースはセーラー万年筆のプロギアスリム。
大きすぎず、重たすぎず、手が小さめな方でも使っていただきやすいサイズ感です。
ペン先は14金。
NAGASAWAオリジナルの風見鶏刻印が施されています。
字幅はEF/F/MF/M/B/Z/MSのフルラインナップでご用意いたしました。
天冠は、Kobe INK物語のロゴ入りです。
オススメのKobe INK物語
「葉洩れ日」はプロギアスリムミニなので、カートリッジとコンバーターの両様式。
コンバーターも付属するので、オススメのインクを考えてみました。
Kobe INK物語「阿里山グリーン」
まず、大本命は阿里山グリーン。
台湾の中央南寄りに位置する阿里山は、森に点在する巨木・ご来光・雲海・夕霞など見どころが多く、台湾でも人気の観光地となっています。
森のような深いグリーンの「葉洩れ日」とも相性バツグンです。
Kobe INK物語「第22集 新開地ゴールド」
ゴールドという名の通り、金色を表したこちらの色もオススメ。
首軸に散りばめられた大ぶりなゴールドラメとリンクして、日の光のようにも感じます。
イエロー系ですがしっかりと線が見えるので、EFなどの細いペン先でもしっかり線が見えます。
Kobe INK物語「第49集 北野オリーブグリーン」
明治時代に北野山本通周辺に存在していたオリーブ園。街の急速な発展で人々の記憶から消えようとしていましたが、近年の緑化で再注目され、果実も利用できることから見直されています。
新たに生まれる北野オリーブの魅力的なグリーンを表現しました。
濃くはっきりした線が書きたいという方には、こちらがオススメです。
Kobe INK物語「第69集 菊水ビオトープ」
神戸市兵庫区にある菊水公園は一角がビオトープとして整備され、地域の憩いの場やホタルの飼育場として地域住民に愛されています。この自然生態系が感じられる貴重なエリアで育まれる植物がせせらぎに映る色を 渋みのあるイエローグリーンで表現しました。
新開地ゴールドより、少し落ち着いたトーンのこちら。
ペン全体のグリーンやゴールドが混ざるとこのくらいの色になるかも、と選びました。
ペンショー会場でお待ちしております
「葉洩れ日」はペンショー限定モデル。
ぜひ会場でゲットしてくださいね。