NAGASAWAオリジナル万年筆の中の人気シリーズ“プロスケ”。
そのプロスケのペン先を14金から21金に仕様を変更した、数量限定生産品の“Proske 21(プロスケ21)”に、新たに特別バージョンが加わりました!
それは… “NAGASAWA オリジナル万年筆 Proske 21 レフティ”です!
もくじ
Proske 21(プロスケ21)とは
前回のプロスケ21小太刀と同じ説明となりますが、プロスケ21は、NAGASAWAオリジナル万年筆のプロスケのペン先を21金仕様に変更した限定商品です。
この万年筆はKobe INK物語などのカラーインクを楽しむことができる透明(スケルトン)万年筆としてだけではなく、ペン先が21金になることで、少し柔らかみのある書き味になり、筆圧によってしなり線幅に抑揚が出やすくなります。
スペックなどの詳細はコチラからご覧いただけます。
Proske 21 レフティとは
以前にご紹介させて頂いたプロスケ21 小太刀と同様に、The Nib Shaperの万年筆ペン先職人・長原幸夫氏が手掛けるカスタム万年筆となります。
長原幸夫氏はセーラー万年筆の元ペンドクターとして活躍された後、現在はご自身でThe Nib Shaperを立ち上げられ、ペン先調整や修理をされている方です。
左利きの方にオススメです
左利きの方は万年筆を使いづらいと感じている方が多いと思います。
実際に長原氏から聞いたところによると、ペンの持ち方も標準的な持ち方をされている方は少なく、“書くこと”に苦労されているとのことです。
このレフティは左利きの方がどのようにペンを持っても使いやすくペン先を研ぐことで、圧倒的な負担感の軽減があります。
ペン(ペン先)の見た目は、高倍率ルーペなどでペン先を見ない限り、一般的に販売されているものとほぼ変わりません。
字幅も研ぐ前後で変わりません。(例えば、細字 → 細字となります)
長原氏が「使いやすさを必ず体感頂けますので、だまされたと思って一度使ってみて下さい」と言われるくらいです。
実は右利きの方も使いやすい万年筆です
このレフティ、“レフティ”という名称ですが、左利きの方に特化した万年筆ではありません。
『どのようなペンの持ち方をしても使いやすい万年筆』=『右利きの方にも使いやすい万年筆』となります。
実際に右利きのスタッフに説明なしに試してもらったところ、「とても書きやすい」と言っていました。
このレフティは、左利きの方だけに特化した万年筆ではなく、万人が使いやすい万年筆と言えます。
プロスケ21 レフティを手に入れる方法
オンラインショップでオーダーする
NAGASAWA 公式オンラインショップでオーダーいただけますと、弊社が長原幸夫氏に都度カスタムオーダー致します。(即納は不可となります)
納期は受注状況により異なります。
通常はおおよそ2週間となります。
仕上がり次第、順次発送させて頂きます。
NAGASAWA実店舗でオーダーする
NAGASAWA PenStyle DEN(ペンスタイルデン)にて、オーダーいただけますと、弊社が長原幸夫氏に都度カスタムオーダー致します。(即納は不可となります)
納期は受注状況により異なります。
通常はおおよそ2週間となります。
仕上がり次第、順次発送させて頂きます。
仕様・販売価格
製品仕様
・ペン先21K・中型
・本体サイズ:約136mm
・キャップを外した状態:約117mm
・キャップを尻軸にはめた状態:約148mm
・重さ:約20g(コンバーター含む)
・カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付)
・対応コンバーター:セーラー万年筆 一般用
字幅ラインナップ
字幅のラインナップは、レフティEF(極細字)、レフティF(細字)、レフティMF(中細)となります。
※M(中字)とB(太字)については都度お問い合わせくださいませ。
販売価格
45,100円(税込)
取り扱い店舗(カスタムオーダー受付可能店舗)
・公式オンラインショップ
・NAGASAWA PenStyle DEN
まとめ
記事途中にも記載致しましたが、長原氏が「使いやすさを体感頂けますので、だまされたと思って一度使ってみて下さい」と言われているのには訳があります。
左利きの方は本当に書くのに苦労されてペンに合わせて持ち方を変えている方も居られるので、“心地よく使える万年筆を提供したい”という思いをお持ちだからです。
このレフティをオーダー頂いて使いづらいと感じられたら無償で研ぎ直しもして頂けるとのことです。
一度、書き心地よい万年筆を体感していただければ、もしかすると今までの概念が変わるかもしれません。