もくじ
Kobe INK物語「乙仲レトログレー」

ナガサワ文具センターオリジナル万年筆インク「乙仲レトログレー」が発売になりました。
2007年に発売された「六甲グリーン」から数えて、定番インクとしては89番目、つまり89番目の神戸風景が、Kobe INK物語に加わりました。
ここまでシリーズが進むと、ここってどこだろう?と、耳馴染みのない地名が登場すると、頭の中でイメージすることが難しくなります。
今回の「乙仲(おつなか)」(乙仲通り)も、地名を聞いただけで、あぁ!って、思えるひとは立派な神戸っ子。
ええ!どこにある町だろうかと?Googleマップを開いてしまう、Kobe INK物語ファンもいるんじゃないかと思います。(それを楽しみにしている他府県在住のファンがいるとも聞いていますが)
地名検索してみると、意外にも元町駅に近く、メリケンパークや神戸ポートタワーに向かって歩いていると、他のエリアとは少々趣の違う街並みに惹かれて、知らず知らずのうちにここへ来ていたという人がいるかも知れません。
以前、Kobe INK物語の生みの親である、ナガサワ文具センターの竹内室長に「栄町インディゴブルー」の舞台となった風景のお話をお聞きしたことがありました。
その場所と、今回の「乙仲レトログレー」との場所があまり近いために、地図を見た時に頭の中で浮かんだ風景と、ちょっと混同してしまい、あらためて、乙仲通りを訪ねてみると、栄町通りから1本筋をまたいだけで、その風景はまったく異なるものでした。
乙仲通りのインク風景
インクと風景

神戸市中央区の栄町通りと海岸通りの間に位置する乙仲通りは、東西約800メートルの通りに、レトロな近代建築が建ち並び、おしゃれな雑貨店をはじめカフェなど、約270店が軒を並べる、人気の観光スポットになっていて、ひとで賑わう三宮のセンター街とはひと味違う、落ち着いた雰囲気が楽しめるエリアになっています。
「乙仲レトログレー」は、この街全体が醸し出すレトロな雰囲気を、グレーカラーをベースに再現した、ちょっと大人の感性を刺激する色合いになっています。
通りにあるオシャレなカフェで、コーヒーを片手に手帳を開いてみると、この時間と場所を楽しむための相棒として、ピッタリなインクだと実感します。
ここ、神戸乙仲の地名は昭和初期、海運貨物取り扱い業者(乙種海運仲立業)に携わる業者のことを乙仲さんと呼んでいて、それらの事務所がこの界隈にたくさんあったことから、この愛称で親しまれています。
グレーインクの魅力
目に優しく伝わるグレーカラー

Kobe INK物語シリーズの中でも、グレー系インクはたくさんあって、「乙仲レトログレー」は、8色目に当たります。
ボールペンなどの一般的な筆記具の場合、はっきりくっきりしたブラック系がスタンダードで、くすんだようなグレーインクは使いところが難しいかとも思っていましたが、一度使い始めると、ブラック系インクよりも控えめで、それでいてしっかりとした視認性の高い筆記を可能にしています。
また、主張しすぎない点も、若い世代で人気を集めている”くすみ系”カラーにも通じるところがあるのか、グレー系インクはナガサワ文具センターでも人気のあるカラーのようです。
また、近年LED照明が普及して、白い紙にブラック系インクで筆記した文字は反射が眩しくて、グレー系インクの方が見やすいという人もいるようです。
そんな話を耳にすると、ボク自身が、最近無意識のうちにグレー系インクを選んで使っているのもなんだか、理にかなっている気がしてきました。
「渚ミュージアムグレー」「平野祇園ロマンスグレー」と、愛用してきたボクですが、次のグレー系インクは「乙仲レトログレー」に決まりです。
まとめ
神戸の風景を色で表現した「Kobe INK 物語」は、書斎から神戸の街を旅することができます。
「乙仲レトログレー」の舞台となった乙仲通りは、古くから残る街並みに加えて、その建物を今に活かした街づくりがなされていて、若い世代には新鮮に、昔を知る人には懐かしさを感じさせてくれる場所になっています。
万年筆から流れる出すインクで認(した)ためられた文字は、神戸の現在と過去、時空を超えた旅体験させてくれるのが、「乙仲レトログレー」インクかなと感じています。
商品詳細
商品名
NAGASAWA Kobe INK物語 「第89集 乙仲レトログレー」
価格
¥2,420 (税込)
商品仕様
50ml入 水性染料
ご予約開始日
2026年7月10日(金)
発売日
2026年7月17日(金)
取扱店舗
ナガサワ文具センター 全店
NAGASAWA 全店
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