中学生当時、絵を描き始めたばかりの私。何事も形から入りたい私。こう思いました。
(*´艸`*)<そうだ。漫画家みたいなペン軸とペン先を使えば絵が上手くなるかもしれない
もちろん道具によって画力が急上昇するなんてことはないので、この後上手く描けないジレンマに襲われるのです。
こんにちは!ナガサワ文具センタースタッフKです!
ということで今回のテーマは漫画、コミックを描く上で使用したことがある方もいらっしゃるであろう「ペン先」です。
ペン先チャレンジしてみたい方も、持ってるけど使ったことがないペン先があるという方も、参考になれば幸いです。
では早速行きましょう!
今回使ったもののご紹介
さて、描き比べをすることにあたって使用しましたのがこちら!
日光 漫画ペン先セット N-CPS 税込1,760円
こちら、ペン先を試してみるにはピッタリのセットです。
近い商品に、以前ご紹介しました「ナガサワ限定コミックビギナーセット」がありますが、こちらはよりペン先に重点をおかれたセットとなっています。
では早速開けてみましょう♪
ペン先が
・サジペン・Gペン・Gペン(ニューム)・スクールペン・丸ペン
の5種類。
ペン軸、インク、原稿用紙のセットとなっています。
おまけにペン先の見本帳付きです。
Gペンだけでも2種類試せる、というのは面白いですよね。
早速使っていくー!
このセットだけで5種類入っているペン先ですが、種類によって描き味が異なります。
メーカーによっても硬さや描き心地が変わるのですが…
とりあえず今回は「種類」のレポです。
レポする人のペン先歴:遥か昔にすごく一時期だけペン先使ってたほぼ初心者。普段使いは「コピック マルチライナー」
ということで文房具屋販売員が接客する上で持っている知識を交えつつする初心者レポです。
よろしくお願いします。
・Gペン
筆圧によって太い線から細い線まで描くことのできるペン先です。
強弱があったり味のある線が描けることが特徴なので、輪郭線などにオススメ。
慣れるまでは一筆で強弱つけるのは難しいと思うので、太いところは重ねて描くといいかと思います。
・Gペン(ニューム)
特徴はGペンと同じです。
ニュームの方がペン先は柔らかくインク持ちが良くなっています。
ですが、クロームに比べると寿命が短く、ペン先に汚れが溜まるなどメンテナンスが手間とはなります。
・丸ペン
強弱のある細めの線が特徴となるペン先です。
髪の毛や瞳の描きこみなど、細かい繊細なラインが描けます。
個人的なイメージですが、少女マンガっぽい線…という感じです。(気のせいかもしれないですが)
・スクールペン
均一な太さの線が引けるのが特徴です。
そのため、机、窓のような無機質なもの、背景などに使われることがあります。
吹き出しや効果線なんかにもいいかもしれないな?という書き味でした。
・サジペン
ペン先はGペンより硬めとなっており、均一な太さの線が引けます。
文字を書くために作られたペン先ですが、使いやすいペン先となっています。
手塚治先生が使っていた?と言われることがあるのもこのペン先ですね。
練習するよ!
特徴はわかった!で、どうやって使えばいい!?
丸ペンはこの二重丸の内側、それ以外のペン先は外側の二重丸の溝に挿して!
インクつけてひたすら試し書きを繰り返す!
描いているうちにペン先の筆記角度とか、力の入れ具合とか、線を引く向きとか、そんなコツのようなものが見えてきます。
ペン先はくるくる紙を回しながら描くのも特徴の一つ。
どうしてもかすれて描けない!!という場合はインクを変えてみる手もあります。
意外とインク変えたらすらすら描けた!!なんてことも…
慣れてきたらセットに入っている原稿用紙のお手本をなぞって練習するのも良いですね。
Gペンで太いところを練習して…
丸ペンで仕上げ!
いざ!本番
なるほどなるほど。なんとなく使い方は見えてきた…!次はキャラクターだ…!
ということで線画を用意します。
輪郭線や服のおおまかな輪郭など強弱が強いところをGペンで描きます。
※今回はセット品ではない紫のインクを使用しました。
次に線が細いところ(髪)や強調したくないところ(影)、繊細なところ(瞳)などの書き込みと、Gペンでは描きこめなかったところをぐりぐりと丸ペンで足していきます。
最後にサジペンで背景を軽く飾ってみます。
消しゴムで消して、足りないところを描き足してできあがりです。
お疲れ様でした。
ジャケットのボタン間違えたぁあああああああああ!!!((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
ということに今気付きましたけど私は何も気付いていないこととします…!
えぇ、気付いていませんとも!!
ということで、今回はペン先の話でした。
このペン先セットはナガサワ文具センター本店でお取り扱い中です。
面白いセットになっていますのでよろしくお願いします。
神戸 画材 コミック 三宮 三ノ宮 センター街 兵庫 文具