個性派が集う発信地
みなさまこんにちは、NAGASAWA PenStyleDENの竹中です。
当店のインスタライブ「めくるめくペンのオハナシ会」をご覧いただいたことがある方は、聞き覚えのある名前かもしれません。
Kobe INK物語の36番「栄町インディゴ」は、私が入社以来ずーっと愛用しているインクです。
栄町は神戸の海側にあるエリア。
オーナーが海外で直接買い付けた雑貨店や、こだわりのコーヒーショップ、身に沁みる美味しいパティスリーなどが多数存在します。
財布とスマホだけを持って行ったはずなのに、帰りは何故か紙袋がいくつか追加されている楽しい場所なんですよ。
様々な個性派が集う栄町は、まさに神戸文化の発信地。
インクは、無国籍なインディゴブルーでその街を表現しています。
書きたては爽やかな印象すらあるブルーが、乾くと落ち着いたグレイッシュなトーンに。
目立ちすぎないけれど、ブルーブラックとは全く違う。そんな絶妙なバランスが気に入って使い続けています。
実は、私以外も社内にファンの多い色です。
栄町インディゴが、万年筆に!
そんな大好きな栄町インディゴが、なんと万年筆になりました!
初めてのフルプロデュース、しかも大好きな栄町インディゴということで張り切って作りました……!
本日発表した、「PEN STYLE PARTY」のイベント開催を記念しての万年筆です。
イベント概要はこちらをご覧くださいませ。
お受取りはイベント会場か、もしくはご配送よりお選びいただけます。
ご予約方法はブログ最後の詳細をご確認のうえ、ご予約ください。
様々な人や物が集まる街だからこそ、どんな人でも使いやすいシンプルなデザインに。
ベースはセーラー万年筆プロフェッショナル レアロですが、キャップリングがありません。
本体吸入式なのでキャップを閉めた真ん中あたりにある窓から、さりげなく中のインクが見えます。
ボトルインクは付属しておりませんので、ボトルインクをお持ちではない方は、この機会に神戸インクデビューをしてみてはいかがでしょうか。
(もちろん私のオススメは栄町インディゴ!)
字幅はEF、F、FM、M、B、MS、Zとフルラインナップ。
全部で100本の限定生産です。
キャップ上部にシリアルも入っています。
キャップリングがない分、定番のプロギアより軽めです。
重たいペンだと疲れてしまう方にも、たっぷりインクを吸入したペンでのびのびと文字を書いていただきたい、という想いからこのデザインになりました。
キャップを外せば手の小さい方にもオススメです。
尻軸をくるくる回してインクを吸入する本体吸入式は、インクがたっぷり入ります。
インクの消費量が気になって、太い字幅に挑戦できない、という方もこれなら安心です。
ペン先は21金。
NAGASAWAオリジナルの風見鶏の刻印が入っています。
ボディの樹脂はさりげないラメ入りですが、軸自体は不透明でキラキラしすぎません。
天冠はもちろん、神戸インクのボトルマーク。
窓から見えるインクは、どんな色が良いかなと考えるとわくわくします。
もちろん私のおすすめは栄町インディゴですが、ブラウン系のインクだとデニムと革製品のようでどっしり重厚感が。
六甲ヒマラヤンブルーで、ブルーのグラデーションを作るのも楽しそうですね。
ご予約は下記ご予約方法欄をご確認ください。
商品仕様
仕様:プロフェッショナルギアレアロ/シルバートリム
ペン先21金/風見鶏刻印/本体吸入式/シリアルナンバー入り
字幅:EF/F/MF/M/B/MS/Z
価格
EF/F/MF/M/B ¥46,000(税抜)/¥50,600(税込)
MS/Z ¥48,000(税抜)/¥52,800(税込)
発売日:2022年4月2日(土)
ご予約開始日:2022年3月12日(土)10:00~
※ご予約開始前のお申し込みは、自動キャンセルとなります。
ご了承くださいませ。
ご予約方法
▽ご配送をご希望の場合
オンラインストアからご予約ください。
オンラインストア商品ご予約ページ
※店頭からのご配送は承っておりません。
▽イベント会場でのお受け取りをご希望の場合
下記専用フォームよりご予約下さいませ。
栄町インディゴ万年筆(EF)
栄町インディゴ万年筆(F)
栄町インディゴ万年筆(MF)
栄町インディゴ万年筆(M)
栄町インディゴ万年筆(B)
栄町インディゴ万年筆(MS)
栄町インディゴ万年筆(Z)
できるだけ多くのお客様にご購入いただけるよう本数制限がございます。
何卒ご理解のほどお願いいたします。
(※お一人様2本まで)
【プチコラム】街ブラしたくなる映画たち
神戸シャポーオム10周年!や、ファインライナーを使おう!でもコソッと書いたプチコラム。
実は密かに自身の中で連載中なので、今回も少しだけご紹介いたします。
なかなか今は自由に外出が難しいですが、映画の中でお出かけ気分を味わうなんていかがでしょうか。
「幸せなひとりぼっち」2015年/ハンネス・ホルム監督
まずはスウェーデン映画から。
妻を亡くしひとりぼっち、不機嫌なおじいさんが住むスウェーデン郊外の家。
失意の中で自殺を試みているときに、向かいに賑やかな家族が引っ越してくるところからストーリーは始まります。
街ブラ……ではなく「近所ブラ」程度ですが、ご近所付き合いをきっかけにおじいさんの人生が新しい章に突入します。
ラストシーンはジーンと胸に沁みます。
「宇宙人ポール」2011年/グレッグ・モットーラ監督
街ブラというより珍道中!
アメコミオタクの青年が、陽気な宇宙人ポールと出会います。
仲間が迎えに来る場所までポールを送り届ける二人なのですが、映画ファンにはたまらないオマージュが盛りだくさん。
主演はサイモン・ペッグとニック・フロスト。
この二人は「ショーン・オブ・ザ・デッド」が有名ですが、主演作にハズれなしです。
「マイ・プレシャス・リスト」2016年/スーザン・ジョンソン
主人公はIQ185、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才。
けれど、友達も仕事も持たず読書ばかりしています。
話し相手はセラピストの先生だけですが、その先生に課題を与えられて金魚を飼ったり、デートをしてみたり……
王道ストーリーながらも、主人公が疑問を持ちつつ、もがきながら成長していく姿に勇気をもらえます。