こんにちは!文具店に勤めて40年になる64ファンです。
実は今年64歳です。
前回の「ジロフレックス64チェア」の再生計画 「64再生」の続編です。
Vol.1はこちらからご覧いただけます。
現在、代理店のプラスさんの64好きの営業担当さんより、部品交換の見積もりをもらいました。
64はミドルバック仕様で 正式品番は「7578RCS」ですが、部品交換も結構な値段でした。
でも、長く愛用してきた64ですので即座に決定!
長年一緒に戦ってきた戦友を「元気な姿」に戻してやりたい。
これからも一緒にいたい一心です。
まずは、座面交換、ブルークロス、背面交換、ブルークロス。
それに加えて上下昇降ガスシリンダー交換。(十分使えそうでしたが念のために交換)
そして、部品交換を経て納期は約14日間程掛かります。
ワクワク!ドキドキ!しますね。
本日、引き取られてプラスの群馬の工場に旅立ちました。
待ち遠しいです。
ジロフレックス64のクロス張りですが、以前はQuadraクワドラが使用されていましたが現在はプラスオリジナルになっています。
特殊な7度の傾斜の付いた座面や三面分かれた背面に仕上げられており、人間工学的なそして個性的なデザインが強烈な印象を私に残しました。
色見本は63の表記がありますが、現在は64にこのクロスが使用されています。
今回はQ642ブルーを選択しました。
この色にも拘りがあり、LAMY2000の万年筆に吸入しているKobeINK物語シリーズ特別限定色の「ゴッホディープブルー」に近い色を選択しました。
(現在はこのゴッホディープブルーは完売しております)
アルルの「郵便局員ルーラン」の力強いブルーに包まれたいという思いです。
素材は再生ポリエステル54% ポリアエステル46%です。
エコな素材が使われており、耐光性があり熱にも強く軽く強度もあります。
濡れても速乾性があり皺になりにくい。虫食いなどもほぼありません。
また薬品への耐性が強いため、薬品を使用するような場面に適しています。
ただ、汚れが落ちにくい。汚れをすいとってしまうのが欠点です。
背座面はブルー(ゴッホディープブルーに近い色)
そして脚部はスタイリッシュなアルミの鏡面仕上げでシャープな印象と清潔感があります。
脚部は重量感と安定感があります。
肘やキャスターやシェルは全て落ち着いたチャコールグレーの粘りのある樹脂仕上げで傷がついても上質感は失われません。
今度、戻ってきた時にクリーニングをしてその存在感のある姿を皆に見てもらいたいと思います。
本日はまずは「64再生」(Vol.2)として工場へ旅立つ編をご紹介しました。
次回をお楽しみに!
Vol.3はコチラからご覧いただけます。