こんにちは！文具店に勤めて40年になる64歳の64ファンです。
「ジロフレックス64チェア」の再生計画 「64再生」の第3弾です。
Vol.1はこちらから
Vol.2はこちらから
先週、プラスの工場へジロフレックスは旅立ってしまいました。
さみしい！
楽しみにしながら、これを書いています。
新入社員の頃、ジロフレックス77 ノミックチェアに出会いました。
Giroflex77の品番で現在もあちこちで現役で活躍している姿を見て、良いものは長く続くんだなと感心しました。
一見するとデザインもシンプルな事務用回転チェアの中で、丸みを帯びた完成度の高いレトロなデザインはどこで見てもすぐに解ります。
「おっ！ 懐かしいノミックだ」と胸の内では叫んでいます。
活躍しているのを見ると「頑張れ！」って言ってやりたい。
77チェアは背もたれの高さが簡単に調節できる機能がついており、当時としては画期的、私もこの機能とデザインが大好きでした。
シンプルな作りですが座面が大きくお尻のフォールドも良く、包み込むような感触があり、作業中にずり落ちながら姿勢が悪くなっているようなことがないのが特徴でした。
つくづく働く人のことを考えて作られたチェアだったと思います。
64の座面は77の包み込むような座面とは逆で前傾姿勢を保つために座面は前に角度付けて落ちて、作業内容や好みに合わせて、座の奥行を前後に25mmスライドし最適な位置にセットできるように進化しています。
好みにもよりますが、座面の奥行調整と前傾角度をつけた座面が私は気に入っています。
（こんなに前傾している座面）
こちらはカタログ写真です。
長く使いたいです。
早く出会いたいです。
ますます64の仕上がりが楽しみなってきました。
20数年前に出会った64。
大事に使えるように今から手入れの方法なども考えてワクワクしています。
次回は64再生の最終回をお送りしたいと思います。
お楽しみに！
Vol.4（最終回）はコチラからご覧いただけます。
