コクヨから発売中の紙とペンのコンビネーションを考えてデザインされたノート、「PERPANEP(ペルパネプ)」にハイレンジモデルが登場しました。110年余という長い時間のなかで「書く」ことに真摯に向かってきたコクヨが初めて挑戦したドイツ装の高級ノートです。
そもそもドイツ装とは
18世紀のドイツで働いていたフランス人製本家のAlexis-Pierre Bradelが考案したとされており、背表紙と平表紙の部分に別素材を使って独立させた継ぎ表紙が特長で紙や布に革といった素材だけでなく木から金属なども用いることができる優れた製本方法です。硬すぎる旧来の革製装丁では本を完全に開くことが困難でしたが、ドイツ装は継ぎ表紙の特徴を生かしてフラットに見開くことが可能だったことから19世紀に大ヒットして今日まで受け継がれています。
これまでのPERPANEPより重厚なルックスです。
商品のこだわりポイント
PERPANEPでは指紋などがつきにくいマット調の紙クロスの平表紙と光沢が高級感を演出するタフな布表紙を採用しています。ノート本体は平表紙を背表紙からずらして貼り合わせているので頑丈なハードカバーでありながら360度の折り返しも可能となっているのがポイントですね。さらにゴムバンドもマウントされているのでカバンやケースでの持ち運び中に開いてページの折れや破れを起こす心配もありません。
フラットに開きます。
万年筆インクで筆記してもバッチリ!
その他のスペックをご案内すると罫線のパターンは4ミリの方眼とドット罫の2種類。サイズは210×135mmのミニA5で95ページが綴じられています。
価格はいずれも¥3,190税込となっております。
当店では試筆可能なサンプルもご用意しているのでご来店の際はお気軽にチャレンジしてください。万年筆やボールペン、近年になってリバイバル中のガラスペンなどでも相性抜群ですよ。