まだまだ室内で喫煙される方もおられます。
タバコのにおいについては、普段タバコを吸っている人はあまり気にならないかも知れませんが、タバコを吸わない人からするとなんとも気になる匂いです。関係者以外の第三者を部屋に招く可能性があるのであれば、タバコのにおい対策は早めに進めたほうがいいです。
タバコのにおい対策の基本
タバコのにおい対策のために掃除を始める場合、まず壁をメインにきれいにしましょう。
どうしてもタバコのにおい成分は表面積の広い壁面にこびりつきます。
におい物質の正体
タバコの嫌なにおいを発するのは、ヤニです。ヤニとは正式名称をタールと言います。植物に含まれている物質となり、油性で粘着質です。
春先になるとPM2.5が飛来します。この有害物質PM2.5の仲間の一つです。
重曹がおすすめ
タバコ臭対策をするのであれば、重曹を用意してください。
スーパーやホームセンター、100円ショップなど様々な店で販売されております。
重曹とお湯を入れてよくかき混ぜましょう。お湯の温度は40度前後が目安です。お湯1リットルに対して重曹大さじ5杯が目安です。
あとは普段の拭き掃除と同じです。
重曹を溶かしたお湯にぞうきんを入れて、よく絞って壁を拭きましょう。水ぶきが一通りできたところで、別のぞうきんを使って乾拭きをします。そしてもう一回別のぞうきんを使って乾拭きをしましょう。前者は壁についている重曹を落とすため、後者は水分を吸収して乾かすためだと考えてください。
重曹の他に、住宅用洗剤や洗濯洗剤を使用することも可能です。
いずれもアルカリ性物質です。実はヤニの強い油性と粘性に対して強力に働いてくれるのが、アルカリ性なんです。
壁紙の場合はどうする？
壁紙を貼り付けているケースもあります。
この場合、先ほど紹介した方法では壁紙にダメージを与えてしまう恐れがあります。またゴシゴシこすると糊が溶けてしまい、壁紙が徐々に剥がれてしまう恐れもあります。
おすすめ方法は、重曹などのアルカリ洗剤の濃度を先ほど紹介したよりも薄く希釈しましょう。そしてパッティングするようなイメージで洗剤の成分を壁紙全体に行き渡らせて掃除しましょう。今度は固く絞った水拭きのぞうきん、最後に乾いたぞうきんで同じようにパッティングしましょう。
部屋のにおいを防ぐ方法
タバコのにおいは長年積もると、かなりのこびりつきとなりとても厄介です。そうなる前に部屋にタバコ臭が定着しないように対策することが大切です。
基本はこまめな換気
誰でも今日からできる簡単な方法は、換気の徹底です。
部屋の空気を入れ替えることで、タバコ臭も一緒に外に出ていきます。窓を開けられなければ、換気扇の近くでタバコを吸うことです。換気扇を回しながら喫煙すれば、タバコのにおいもつきにくくなります。
ただし、換気扇近くでタバコを吸っていても排気タバコ臭が原因で隣人トラブルになることも多々あるようです。喫煙者はできるだけ他人に迷惑をかけないようにする気遣いをしなくてはいけませんね。特に古い集合住宅ではトラブルが多いようです。
灰皿にはコーヒー
意外と知られていないのは、灰皿に使い終わったコーヒーのかすを敷き詰める方法です。コーヒーには消臭効果があるので、タバコのにおいを部屋に広がらせません。
まとめ
普段部屋でタバコを吸う人は気づいていないかもしれませんが、いくら換気を徹底していても臭いが残っている可能性は非常に高いです。恋人や友人を部屋に招くと、相手が不快な思いをするかも知れません。ここで紹介したにおい対策を施し、万全な状態で客人を迎えましょう。
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もしご家族やスタッフに気管支が弱い方や非喫煙者がおられるのであれば、ぜひ導入を検討してみてください。
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