防音間仕切りとは
防音間仕切りとは、天井から床までを仕切るパネルやガラスなどに防音・吸音性能を付加したオフィス用パーテーションのことです。通常の間仕切りよりも音の透過を抑え、機密情報の漏洩防止や集中力向上に貢献します。
吸音型と遮音型の違い
- 吸音型:室内で発生した音をパネル内部で拡散・吸収し、残響を減らすタイプ。会議室やオンラインブース向き。
- 遮音型:パネルやガラスに高密度素材や遮音シートを組み合わせ、音の通過自体をブロック。機密性が求められるエリアに適します。
防音間仕切りを導入するメリット
- 集中力アップで生産性向上
- 打ち合わせ内容や電話の会話漏れを防止
- オンライン会議のハウリング・反響を抑制
- オフィスゾーニングにより空調効率も改善
- レイアウト変更が容易で将来の拡張に柔軟
業務効率向上
周囲の雑音を遮りながら、チームごとのコミュニケーションは確保できるため、作業集中とコラボレーションのバランスを最適化できます。
セキュリティ・プライバシー確保
人事・経理部門や来客応対エリアでの会話漏洩リスクを低減し、社内外への情報流出を防ぎます。
素材・タイプ別の防音性能比較
- スチールパネル+グラスウール充填
遮音等級T-30前後。コストと防音性能のバランスが良好。 - アルミフレーム+二重ガラス+遮音フィルム
採光を確保しつつT-35〜T-40。意匠性重視のエントランスや役員室に最適。 - 石膏ボード+ロックウール
高密度構造でT-45以上も可能。レコーディングブースレベルの静音を追求する場合に。
パネル厚による違い
- 50mm:軽量で施工が早く、コストも抑えやすい
- 75mm:躯体との取り合いが多い場合でも高い遮音性
- 100mm:会議室や役員室など最優先エリア向けのハイグレード仕様
施工費用の目安とコストを左右する要因
一般的なパネル式防音間仕切りの施工費は、1m2あたり25,000〜45,000円が目安です。
- パネル材料(鋼板・ガラス・吸音材)
- 高さ・総延長と開口部(ドア・窓)
- 床・天井のレベル調整や躯体補強
- 電気・空調・LAN配線の移設
- 夜間・休日施工などの割増
コストダウンのコツ
- 発注前にレイアウトを確定し、追加工事を減らす
- 共通壁を活用してパネル総面積を縮小
- 既存パネルの再利用や部分的張替えを検討
導入ステップとスケジュール感
- ヒアリング:現状の騒音課題や利用目的を確認
- 現地調査:天井高・設備配置・建物規制をチェック
- レイアウト提案:CAD図面で遮音等級シミュレーション
- 御見積:仕様確定後に工期・費用を明示
- 施工:夜間・休日工事も対応し、最短1日で完了可能
- アフターサポート:遮音性能測定・レイアウト変更サポート
オフィスレイアウト神戸が選ばれる理由
- パーテーション・間仕切り工事から電気・空調・LAN工事までワンストップ対応
- 深夜・休日工事にも対応し、営業への影響を最小化
- 家具・内装トータル提案で統一感あるデザインを実現
まとめ
防音間仕切りは、集中力とプライバシーを両立させるオフィスづくりのキーポイントです。素材や遮音等級を比較し、費用対効果の高いプランを選びましょう。オフィスレイアウト神戸では、現地調査から施工・アフターサポートまで一貫対応し、快適で静かな職場環境を実現します。まずは無料相談でお気軽にご相談ください。