看板データが荒いとどうなる?サイン工事前に知っておきたい画像解像度と対処法

荒い画像しかなくてもサイン工事はできる?

「スマホで撮ったロゴしかない」「昔のJPEGデータしか残っていない」というご相談は少なくありません。結論から言うと、荒い画像しかなくてもサイン工事は可能ですが、仕上がりやコスト、納期に影響するため事前にポイントを押さえておくことが大切です。

画像が荒いと起こるトラブル

仕上がりがぼやける・文字が読めない

低解像度のまま拡大出力すると、輪郭がギザギザになり視認性が大幅に低下します。特に遠くから見るファサード看板では致命的です。

印刷サイズに耐えられない

解像度不足のまま大判インクジェット出力をすると、インクのドットが目立ちブランドイメージを損ないます。

追加コストと納期遅延

施工直前にデータ不足が発覚すると、データ再作成費とスケジュール調整費が発生し、オープンやリニューアルに間に合わないリスクがあります。

解像度の目安と推奨データ形式

看板サイズ別の解像度目安(長辺)

  1. 〜1m未満:300dpi(3,000px以上)
  2. 1m〜3m:150dpi(4,500px以上)
  3. 3m〜5m:72〜100dpi(5,000px以上)
  4. 5m以上:閲覧距離が遠ければ50dpi程度でも可

近距離で視認する看板ほど高い解像度が必要です。

ベクターデータ(Ai・EPS・SVG)のメリット

  • 拡大縮小しても画質劣化が起きない
  • 色分解が正確で印刷トラブルが少ない
  • パーツごとの加工指示が簡単

荒い画像しかない場合の解決策

トレースでロゴをベクターデータ化

Illustratorでロゴを手作業トレースすることで、無限に拡大できるデータを再構築できます。
※自動トレース機能は線がガタつくためプロによる手作業がおすすめです。

文字・アイコンを組み直して再作成

ロゴ内のフォント名が判明している場合は、同フォントで再入力し、アイコン部分だけトレースすると効率的です。

依頼前に準備しておきたいチェックリスト

  • ロゴのカラーバリエーション(CMYK・RGB)
  • コーポレートカラーの色コード
  • 使用しているフォント名とライセンス
  • 看板の仕上りサイズと設置場所の写真
  • 希望納期とオープン日

見積もりが変動するポイント

データ制作費

トレースやフルリデザインが必要かどうかで無料〜¥50,000程度変動します。

加工方法と素材

アクリル切り文字、LED内照看板、インクジェットシート貼りなど、製作方法で材料費と工数が大きく変わるため、早めに用途を明確にしましょう。

納期の短縮

短納期対応は割増料金が発生する場合があります。
データが整っていれば工程短縮が可能です。

まとめ

荒い画像しかない場合でも、ベクターデータ化や再撮影など複数の解決策で高品質なサインに仕上げることができます。
オフィスレイアウト神戸では、サイン・看板工事はもちろん、オフィス内装工事電気・照明工事までワンストップで対応可能です。
データ作成から施工までお気軽にご相談ください。



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小さなご相談でも結構です。どうぞお気軽にご利用ください。
できるだけ早く担当者から返信させていただきます。

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