こんにちは!オフィスレイアウト神戸の中村です(^^)
今回はオフィスレイアウト神戸でも施工事例として取り上げている、間仕切り工事の種類やメリット、デメリットについてのお話です。
今は、新型コロナウイルス飛沫感染防止対策として間仕切り工事をするオフィスが増えてきていますが、「間仕切り工事ってどんな種類があるの?」と思う方もいるのではないでしょうか?
間仕切り工事とは
快適な作業空間をつくるための壁のことで、間仕切り工事は大きく分けて2つ。
ひとつ目は、「本格的な工事をともなう間仕切り工事」。
ふたつ目は、「予算をかけない間仕切り工事」です。
ここからもっと掘り下げて、間仕切り工事の種類を詳しくご紹介していきます!
本格的な工事をともなう間仕切り工事
造作壁
メリット
・デザイン性や防音性が高い
・店舗やオフィスに応じて自由に空間をレイアウトすることができる
種類もデザインも豊富な造作壁は、機能性が高い、おしゃれな空間をつくることができます。例えば壁紙を貼ったり、エコカラットという壁材などを使用することができます。デザインをご希望に合わせて自由にカスタマイズできるところがメリットとしては非常に大きいと思います。
このように豪華なエントランスも造作壁で作っています。遮音性・防音性に優れ、社会で話題になっている、パワハラ・モラハラ対策にも最適です。
デメリット
・一度設置すると移動ができず、再利用ができない
・コストや施工期間が長くなる
・原状回復工事が必要
・仕様によっては消防設備の増設が必要になる
造作壁は一度設置すると簡単に移動することができません。レイアウト自体を変えてしまうため、「原状回復工事」が必要になる場合があります。コストや施工期間が一番かかる間仕切り工事です。またオフィスで施工する場合は「消防法」の基準に合わせて施工をする必要があります。場合によってはスプリンクラーや煙感知器などの増設も必要になります。
施工型パーテーション
施工型パーテーションはさまざまな種類があり、納期・価格・デザインなど予算や目的に応じて選ぶことができます。
ガラスパーテーション
ガラスパーテーションは、外部の光を取り込むことができます。半透明で、高級感も演出でき、コンプライアンスの強化の効果もあります。デメリットは特性上、割れてしまう可能性があるということと、スチール間仕切りなどに比べると遮音性能が落ちるということです。現在は2重ガラスを使用したガラスパーテーションにして、遮音性能をUPさせたモデルなどもあります。ガラスを使用すると空間を閉鎖的にせずに空間を仕切っていくという一石二鳥なパーテーションです。
スチールパーテーション
防音性、遮音性、セキュリティが高いスチールパーテーションは、秘密の会議や会話がしたい!場合にオススメです。高性能なため価格はアルミパーテーションより少し高く、重量が重いです。運搬や設置に労力がいります。造作壁と比べるとデザインのカスタムできる内容は劣りますが、オフィスで一番採用されているパーテーションはこちらです。言わばオフィスのスタンダードですね。オフィスは働く場所になりますから、「防音性、遮音性、セキュリティ」は大切な要素です。それを確保しながらも様々なカスタマイズが可能です。例えば、パネル部分にダイノックシートというシートを貼ると木目にしたりできます。
他にもメーカーによってはご希望色にお色をカスタマイズすることもできます。
奥の水色がお客様の会社カラーに近かったので、その色にパネルを塗装しています。家具とも組み合わせをすると一層一体感のある空間になります。
アルミパーテーション
アルミパーテーションは軽量で、間仕切り工事のしやすさは一番です。低コストなのに、カラーもたくさんあります。会話は漏れやすいので秘密会議はあまりできません。
「とりあえず空間を仕切りたい。」という時にはおススメです。こちらもスチールパーティションほどではないですが、カスタマイズが可能です。
パーティションは高さによっても種類が分かれます。
「ハイパーテーション」その名の通り、天井まで届くパーテーション
「床から天井を固定するタイプのハイパーテーション」
床から天井まで壁を固定し、スペースを区切ります。間仕切りと言われることも多いですね。
「可動式パーテーション」
レールでパーテーションを移動させることができます。オフィスや店舗の人数や状況に応じてレイアウト変更できます。
「ローパーテーション」天井に届かないパーテーション
ローパーテーションは移動がしやすく、用途によってサイズを変えることができます。一番のメリットは、低コストで大掛かりな工事をしなくていい!というところです。遮音性、防音性は低いですが、パッと見渡せば在席しているかどうかわかりやすいですね!分類としては家具の方に分類されることが多いです。
ローパーテーションのデメリットは遮音性、防音性が低いので会話の内容が少し聞こえてしまうことでしょうか。セキュリティ性、遮音性はハイパーテーションよりも少し低いです。
「施工型パーテーション」は賃貸の場合、工事によって開けた穴を直す「原状回復工事」や、オフィスや店舗を間仕切るだけであっても工事をする前に届け出を出さなければいけない「消防法」を確認する必要があります。
予算をかけない間仕切り工事
簡易型パーテーション
簡易型パーテーションは、簡単に、コストをかけずにできる間仕切り工事です。簡易型にも様々な種類があります。
自立式パーテーション
「自立式パーテーション」は施工型パーテーションと同じ見た目で、大きな工事は必要なく間仕切りができます。遮音性には欠けますが、スチール製を選べば秘密会議ができます。
簡易型デスクパーテーション
「デスクとデスクの間に板を設置する簡易型デスクパーテーション」は、新型コロナウイルス飛沫感染防止対策として、今需要が高いパーテーションです。その中のアクリルパーテーションは、一番安価なものは一枚数千円~で販売しています。素材によっては従業員同士のコミュニケーションが取りづらいかもしれませんが、クリアな素材を選べば圧迫感がありません。
予算をかけない間仕切り工事の中で一番コストがかからず、簡単に間仕切りをすることができます。
オフィス家具
オフィス家具は間仕切り工事ではなく、オフィスで使う家具を使って空間を自由にレイアウトをすることができます。オフィス家具は、会社のデザインや用途に合った家具を使用して、オフィスや店舗を自由にレイアウトすることができます。「ずっと使うか分からない」「高くて購入できない」という場合には、オフィス家具をリースすることもできます。
デザイン、機能性が高いオフィス家具での間仕切りは従業員の仕事の効率が高くなり、モチベーションも上がります!
目的やコストを考えて、オフィスにぴったりな方法を選びましょう
間仕切り工事といっても種類や施工方法がさまざま。
施工方法によっては、何件かの業者に見積り依頼を出したり、親切で丁寧な対応をしてくれる信頼できる会社選びも必要です。
オフィスや店舗によって仕切る目的や、コストに配慮した間仕切り工事を選びましょう。
オフィスレイアウト神戸は、お客様のご要望をお伺いし、お客様に合ったレイアウトをご提案をさせていただきます!分からないことがあれば、まずはお気軽にお問い合わせください。(^^)