こんにちは!
オフィスレイアウト神戸の内田です。
今回は会長室と社長室に区切られていた空間を一つにまとめ、新しい社長室として内装工事を含めてお仕事させていただきました。
今までは仕事柄、汚れやすいのでリノリウム張りの床面でした。
区切られていた部分をなくして一つの「社長室」にする際に、社長の思い描くイメージから、壁紙や床、家具を提案させていただきました。
まずは仕切られていた引き戸タイプの間仕切りを解体していきます。
今回の工事で2枚あったドアを1枚にするため建具を外して壁にしていきます。
スタッドを入れて、断熱防音のためグラスウールを詰めて、プラスタボードで穴をふさぎます。
天井や建具の部分に見切りを付けて部屋全体にプラスタボードを貼っていきます。
もちろん、スイッチやコンセントの部分は穴あけ加工済みです。
1日目の工程は壁の下地を作るところまでで終了です。
今回は塗装壁だったため、そのまま下地処理をして壁紙を貼ることもできましたが、仕上がりが格段にきれいになり長持ちするので、プラスタボードを上貼りして下地を作りました。
2日目は前日に上貼りした下地に壁紙を貼る前工程として、まず目地埋めを行います。
パテも下塗り剤を塗った後、仕上げ剤を塗って平滑に仕上げます。
ドアを取り外したので廊下面の壁面も塗装用のパテで仕上げました。
塗装を仕上げると、穴がなかったことになったでしょ?
ここからは壁紙を貼る作業に入ります。
ここまでが2日目の工程です。
3日目は床回りの仕上げです。
床の拭き上げをしたのちタイルカーペットを貼っていきます。
タイルカーペットの貼り方も交互に貼っていく「市松貼り」と同じ方向に貼っていく「流し貼り」がありますが選んだ模様と部屋の形から今回は「流し貼り」で施工させていただきました。
貼り始めるポイントは端からではなく中心から貼っていくこと。こうすることで、カーペットの配置がきれいに見えます。
貼り終わると、床と壁面の接合部である巾木の仕上げになります。
壁面と巾木の両方に接着剤を塗って、半乾きにさせてから固着させます。
いよいよ最終日の家具搬入、と言いたいところですが、解体や壁下地の施工で部屋の中はホコリなどで汚れていますので、徹底的に「洗い」をしていただきました。
窓も網戸も外して水洗いしています。サッシもチリ一つ落ちていません。
ここまでで3日目の工程が終了しました。
いよいよ最終日、4日目の工程です。
社長室なので荷物の量はあまり多くありませんが、採用いただいたコクヨのSAIBIは意匠が凝っているため部品点数が多い商品になります。
限られたスペースの中での作業なので一気に荷物を上げず、段取り良く運び込みます。
SAIBIカンファレンステーブルW3200
SAIBIストレージ付きラウンドテーブル+アッパーユニット
その他、イスもこだわりの商品を選んでいただき、以前のお部屋とは全く違った雰囲気に変身しました。
写真にはあまり写り込んでいませんが、ブラインドも木目調にし、金庫も木調の扉を持つディプロマットのDBAUMというシリーズを採用いただいています。
会社の全部でも一部でもオフィスレイアウト神戸はトータル提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。