設置コストが低く、耐久性も抜群!床材に長尺シート、おすすめです!

こんにちは

オフィスレイアウト神戸の坂井です。
皆さんどうお過ごしでしょうか?

2020東京オリンピックはとても見ごたえのあるスポーツの祭典でしたね。
やっぱりスポーツは素晴らしいです。本当にたくさんの感動と興奮をもらいました。

そして家族で何が一番感動したかという話題になり、僕的にはどの競技も素晴らしいかったのですが、女子ソフトボールの金メダルを取った瞬間の上野選手と宇津木監督との抱擁と涙が特に感動的で印象に残りました。
皆さんはどのスポーツが一番感動いたしましたか?因みに娘はスケボーだそうです。

さてさてオリンピックの話題はさておき本日の施工事例は長尺シートについてです。

長尺シートとは

長尺シートは、塩ビを素材とする床材のうち「塩ビシート」と呼ばれるものの1つです。

住宅の床材としてよく用いられるフローリングに比べ、塩ビシートは経済性や耐久性に優れた床材で設置コストが低い上に、メンテナンスがしやすく維持管理コストも少なくて済むため、以前から店舗・ビジネスホテル・公共施設といった不特定多数の人が訪れる場所で頻繁に使われてきました。

こうした塩ビシートの特徴である経済性・耐久性の高さを追求した床材が、長尺シートと言えます。表面は硬くクッション性がないため、衝撃に強く傷がつきにくいのが特徴です。多くの人だけでなく、台車なども通過する店舗や事務所に適した素材なのです。

ということでさっと施工事例を見ていきましょう。

施工前の床(取り忘れてしましましたが左奥の壁のロール状のものが長尺シートです。)

施工前の準備として、施工に入る前に、床のごみや汚れをきれいに取り除きます。
床に凹凸やキズがある場合はスクレーパー等のヘラで削り、平らにしておきます。
汚れや凹凸が残っていると、接着不良やシートに浮きが発生し仕上がりが悪くなります。

ケレン作業(スクレーパーなどを使って床を平らにする作業)をした後墨出し作業を行います。

長尺シートを仮置きし、寸法を測った後にカットしていきます。

仮置きしたシートを半面だけをめくり床用ボンドを入れます。
ボンドクシで均一に塗り伸ばします。
ボンドは接着可能になるまで時間をとる必要があります。
このことをオープンタイムといい、作業の季節や時間などによって時間が異なります。

オープンタイムをとったら、シートを元の位置に戻して貼り付けます。
刷毛など使いシート中央から外へ向けて動かし、空気を押し出しながら圧着します。(この職人さんは特殊なローラーを使って丁寧に空気を抜いていました。)
反対側も、同様にしてシートを貼り付けます。

シート全面の貼付けができたら、余分な切りしろをカットします。

貼りつけた長尺シートには継ぎ目があり、カットされたシート同士の間にはわずかな隙間が存在しています。
そこで溶接作業で長尺シートの継ぎ目にジョイント処理を行います。

ジョイント処理でシートからはみ出ている部分は丁寧にカットしていきます。

見事に完成です。

最後に

台車をよく使うのでカーペットが頻繁にはがれるなど、オフィスの環境にお悩みの企業様・店舗様。
設置コストが低い上に耐久性が抜群で、衝撃に強く傷がつきにくい優れた床材です。
是非長尺シートをお勧めいたします。

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