「次のノベルティ、何にしよう…」と、毎回同じボールペンやクリアファイルになっていませんか。
ノベルティ・オリジナルグッズは、単なる「配り物」ではなく、企業の認知向上やファンづくりにつながる大事なマーケティングツールです。だからこそ、ネタ切れせずに、狙い通りの効果が出る企画づくりが重要です。
この記事では、ノベルティ・オリジナルグッズ制作.comを運営する当社の視点から、ネタ切れを防ぎ、効果的なノベルティを生み出すためのアイデア発想法を三つに整理してご紹介します。
社内での企画会議でもそのまま使えるよう、具体的な手順やチェックリストもまとめました。
ノベルティ企画でネタ切れが起きる主な理由
まずは「なぜネタ切れするのか」を整理しておくと、発想法の効果がぐっと高まります。
よく見られる理由は次のようなものです。
- 目的やターゲットが曖昧なまま、「とりあえず定番アイテム」を選んでしまう
- 過去の成功事例に縛られ、新しい視点・テーマが生まれていない
- 社内だけで考えており、利用シーンや受け手の生活イメージが掴めていない
- 短納期・限られた予算の中で、とにかく「決めないといけない」状況になりがち
この結果、「誰に」「どんなシーンで」「どう感じてほしいのか」がぼんやりしたままになるため、どれだけアイテム一覧を眺めても新しい発想が出にくくなってしまいます。
ネタ切れを防ぐ三つの視点
そこで本記事では、次の三つの視点からノベルティアイデアを考える発想法をご紹介します。
- ペルソナと配布シーンから逆算して考える
- 目的×予算×シーンのマトリクスで整理する
- 発想フレームワークを使って短時間で大量に出す
どれか一つだけでも十分効果的ですが、三つを組み合わせることで、ネタ切れしない社内の仕組みづくりにもつながります。
アイデア発想法一つ目 ペルソナと配布シーンから逆算する
最もシンプルで再現性が高いのが「ペルソナ」と「配布シーン」から逆算する方法です。
「誰に配るのか」「どのタイミングで手に取ってもらうのか」を具体的に描くことで、自然と必要なアイテムのイメージが浮かんできます。
ペルソナを具体的に描く手順
- ターゲットの基本情報を書き出す(年齢・性別・職業・家族構成・居住エリアなど)
- 一日の行動パターンを想像する(朝・通勤中・仕事中・帰宅後・休日の過ごし方など)
- その人が日常で感じている「小さな不便」や「あると助かる」をリストアップする
- その不便を解消したり、気分を上げたりできるグッズを当てはめる
例えば、次のようなイメージです。
- 展示会で名刺交換する「情報感度の高いBtoBバイヤー」
- 通勤電車でスマホをよく触る「都市部の二十〜三十代の会社員」
- 週末は子どもと外出が多い「子育て世代のファミリー」
このレベルまで具体的にすると、
「通勤・通学に役立つグッズ」や「スマホ・PC関連グッズ」「会社で使えるオフィス用品」「子どもが喜ぶグッズ」など、どのカテゴリのアイテムが刺さりそうかが見えてきます。
配布シーンをセットで考える
ペルソナだけでなく、「どこで」「どのように」手渡すのかも重要です。
- 展示会やセミナーの受付で配布する
- 店舗レジでの会計時に渡す
- 営業訪問時に名刺と一緒に渡す
- オンライン購入の発送時に同梱する
例えば、展示会の受付であれば、会場内で使える「メモ帳」「ボールペン」「首から下げるネックストラップ」「A4クリアファイル」などが候補になります。
一方、オンラインショップの発送時であれば「キーホルダー・ストラップ」「ステッカー」「マグネットしおり」「ミニタオル」など、箱に入れやすく軽量なものが相性の良いアイテムです。
発想を広げるための質問リスト
ペルソナとシーンを決めたら、以下のような質問を投げかけながらアイデアを出していきましょう。
- この人が毎日必ず持ち歩いているものは何か
- その持ち物の近くに、自社ロゴやメッセージをさりげなく置けないか
- 「かわいい」「便利」「もらえてうれしい」と感じるポイントはどこか
- 既存のノベルティと組み合わせることで「シリーズ」にできないか
質問から発想することで、単なる「アイテム探し」ではなく、「使われ方」から逆算したノベルティ企画が可能になります。
アイデア発想法二つ目 目的×予算×シーンのマトリクスで整理する
二つ目は、アイデア出しを構造化するための「マトリクス発想法」です。
目的・予算・シーンを掛け合わせて一覧化することで、「抜けや偏り」を防ぎながら短時間で多くの案を出せます。
マトリクスの作り方
- 行の軸に「目的」を並べる
例)認知向上/イメージアップ/来店・来場促進/既存顧客のファン化/採用・インナーブランディングなど - 列の軸に「配布シーン」を並べる
例)展示会・セミナー/店頭配布/営業訪問/通販同梱/イベント・キャンペーンなど - 各マスに「予算帯」と「アイテムカテゴリ」を書き込む
例)単価二百円未満の文房具・事務用品/単価三百〜五百円の雑貨・生活用品/単価八百円以上のバッグやボトルなど - それぞれのマスごとに、思いつくグッズ案をとにかく書き出す
「目的」「シーン」「予算」をセットで考えることで、
「認知向上×展示会×低単価なら、ロゴ入りボールペンやクリアファイル」
「既存顧客のファン化×通販同梱×中価格帯なら、オリジナルマグカップや真空断熱タンブラー」
といったように、自然と複数案が生まれてきます。
マトリクスから生まれる具体的なアイデア例
- 認知向上 × 店頭配布 × 低単価
→ ロゴ入りうちわ、ステッカー、ミニティッシュ、エコバッグのミニサイズなど - 来場促進 × イベント会場 × 中価格帯
→ 先着特典として「トートバッグ」「ネックストラップ」「オリジナルタオル・ハンカチ」など - ファン化 × 通販同梱 × 中〜高価格帯
→ ブランド世界観を表現した「木製コースター」「ブックカバー」「アパレルグッズ(Tシャツや靴下)」など
このようにマトリクスを埋めていくと、「いつも同じアイテムに偏る」状態から抜け出しやすくなります。
また、社内会議でマトリクスを共有すれば、「今回はどのマスを攻めるか」という議論がしやすくなり、決定までのスピードも上がります。
アイデア発想法三つ目 発想フレームワークで短時間に大量に出す
三つ目は、クリエイティブの現場でも使われている「発想フレームワーク」をノベルティ企画に応用する方法です。
ポイントは「一度に完璧な案を出そうとせず、まずは量を出すこと」。そのうえで絞り込む二段階に分けると、ユニークなアイデアも出やすくなります。
マンダラートでテーマから連想を広げる
マンダラートは、九つのマスを使って連想を広げていく有名な発想法です。
- 中央のマスにテーマを書く(例「展示会ノベルティ」「新卒採用ノベルティ」など)
- 周囲の八マスに、そこから連想されるキーワードを書き出す
- 出てきたキーワードを今度はそれぞれ中央に置き、さらに八つの連想キーワードを広げていく
例えば「展示会ノベルティ」をテーマにすれば、「会話のきっかけ」「ブース滞在時間アップ」「資料持ち帰り」「名刺管理」「移動の疲れ対策」などのキーワードが出てきます。
それぞれに対して「トートバッグ」「メモ帳」「ボトル・タンブラー」「ネックストラップ」「マッサージグッズ」などを当てはめれば、短時間で多くの候補が並びます。
異なる立場になりきる発想法
社内メンバーでアイデア出しをする際は、「立場を意図的に変える」方法も有効です。
- あえて「コスト重視担当」として考える
- 「SNS映え担当」として考える
- 「環境配慮・サステナブル担当」として考える
- 「子ども目線担当」「女性目線担当」などターゲットになりきって考える
一人ひとりに役割を割り振り、その視点から「良いと思うノベルティ」「微妙だと思うノベルティ」を挙げてもらうと、ふだんとは違う切り口のアイデアが出てきます。
発散と収束を分けて考える
フレームワークを使うときの注意点は、「発散」と「収束」の時間をはっきり分けることです。
- 発散フェーズ(十分〜十五分)
批判・評価は一切せず、とにかく数を出す時間にする。ホワイトボードやオンラインボードにどんどん書き出す。 - 収束フェーズ(十五〜三十分)
「目的への合致度」「ターゲットとの相性」「実現可能性」「話題性」などの軸を決めて、アイデアを絞り込む。
この二段階を意識するだけで、「いつも同じような案に落ち着いてしまう」というパターンから抜け出しやすくなります。
ありきたりノベルティから脱却するためのチェックポイント
発想法でたくさんの案が出たら、「本当に配布したいノベルティ」へと絞り込むフェーズです。次のチェックポイントを意識すると、ワンランク上の企画にブラッシュアップできます。
トレンドとターゲットのインサイトを掛け合わせる
- エコバッグやボトル・タンブラーなど、生活者の関心が高い定番トレンド
- スマホ関連グッズやPCまわりのアイテムなど、仕事・学習シーンで毎日使われるもの
- サステナブル素材や環境配慮を打ち出したアイテム
こうしたトレンド情報に、自社ターゲットのインサイト(価値観・好み・ライフスタイル)を掛け合わせて、「その人が本当に欲しくなるノベルティか」を見直していきます。
「かわいい」「おもしろい」「映える」のどれかを意識する
実用性だけでなく、「思わず人に見せたくなるかどうか」も重要です。
- 女性向けなら「かわいい」「持ち歩きたくなる」デザインやカラー
- 企業の世界観をユニークに表現した「おもしろい」形状やコピー
- SNSに投稿したくなる「映える」ビジュアルや使い方
同じボールペンやトートバッグでも、デザインや名入れの工夫次第で印象は大きく変わります。「どこで、誰に見られるとおもしろいか」という視点でアイデアを磨いていきましょう。
長く使われるか、会話のきっかけになるか
せっかくコストをかけて制作するのであれば、できるだけ長く使ってもらい、「企業名を思い出すきっかけ」になってほしいところです。
- 日常的に目に入る場所で使われるか(デスク上、バッグの中、玄関まわりなど)
- 他の人に「それどこでもらったの?」と聞かれそうか
- 季節やトレンドが変わっても使ってもらえるか
この観点から見直すだけでも、「とりあえず配って終わり」ではないノベルティ企画になっていきます。
ネタ切れしないための社内体制づくり
一度きりの思いつきで終わらせず、「毎回いいノベルティが出てくる状態」をつくるには、社内の体制づくりもポイントです。
アイデアストックを仕組み化する
- 展示会やイベントで「いいな」と思ったノベルティを写真付きで共有する
- 営業担当や店舗スタッフから「お客様に好評だったグッズ」を定期的にヒアリングする
- 競合・他業界のノベルティ事例をスクラップしておく
こうした情報を共有フォルダや社内チャットでストックしておくと、いざ企画を考えるときの「ネタ帳」として活用できます。
年間カレンダーでテーマを先に決めておく
ネタ切れの多くは、「毎回ゼロから考えている」ことが原因です。
そこで、年間のイベントやキャンペーンに合わせて、早めに大まかなテーマだけ決めておくのも有効です。
- 春:入学・入社・新生活応援ノベルティ(通勤通学グッズ、文房具・事務用品など)
- 夏:フェス・イベント・アウトドア向けノベルティ(うちわ、ボトル、冷感タオルなど)
- 秋:行楽・スポーツの秋キャンペーン(バッグ、トラベル・アウトドア関連グッズなど)
- 冬:クリスマス・年末年始のご挨拶ノベルティ(マグカップ、ブランケット、お守り・絵馬など)
テーマが決まっていれば、発想法を使ったアイデア出しもスムーズに進みます。
ノベルティのネタ切れにお悩みならプロに相談するのも一つの選択
社内だけでアイデアを出し続けるのが難しい場合は、ノベルティ制作のプロに相談するのもおすすめです。
- 最新トレンドや他業界の成功事例を踏まえた提案が受けられる
- 目的・ターゲット・配布シーンに合わせてアイテムを絞り込んでもらえる
- スケジュールや予算の制約を踏まえた、現実的なプランを一緒に組める
オリジナルグッズ制作.comでは、文房具・事務用品、アパレルグッズ、バッグ、スマホ・PC関連グッズ、雑貨・生活用品など、幅広いカテゴリのノベルティ・オリジナルグッズをご提案しています。
「まだイメージが固まっていない」「ネタ切れ気味だけれど、何か新しいアイデアがほしい」といった段階からでも、お気軽にご相談ください。
ノベルティ制作やオリジナル商品開発のことなら、だいたい何でも解決するつもりで、企画段階からしっかり伴走させていただきます。
次回のノベルティ企画に、ぜひ本記事のアイデア発想法を取り入れてみてください。
























