オフィス環境は、従業員の生産性やモチベーション、企業のイメージに大きく影響を与えます。中でもオフィス家具は、快適さや使い勝手だけでなく、ブランド力や社員エンゲージメントにも関わる重要な要素です。
今回は、オフィス家具の入れ替え時期を見極めるポイントや注意点をまとめました。
まずは家具の耐用年数と劣化状況をチェックしよう
主にオフィス家具の耐用年数はこのくらい↓
デスク・テーブル:10年程度
オフィスチェア:5~7年程度
キャビネット・ロッカー:10年程度
これらはあくまで目安です。「使用頻度」や「メンテナンス状況」で大きく差が出ます。
定期的に点検し、ガタつきやクッションのへたり、表面の傷などが目立ってきたら交換を検討しましょう。
オフィス家具の劣化はこんなリスクを招きます
従業員の健康被害 → 壊れたチェアやデスクは姿勢を悪化させ、肩こりや腰痛などを引き起こす原因になります。
事故リスク → 脚やキャスターが壊れていると転倒事故が起きる可能性があります。
作業効率の低下 → 引き出しが開閉しづらいなど、小さなストレスが重なり生産性が落ちることもあります。
続いて、こんなときにオフィス家具のリニューアル検討のおすすめ時期について!
「レイアウト変更」や「事業拡大」とタイミングを合わせる
オフィスのレイアウト変更を機にリニューアル
事業拡大や組織改編でレイアウトを見直すタイミングは、家具を一新しやすい絶好の機会です!
・フリーアドレスやコワーキングスペースへの移行
・ミーティングスペースの増設
これらに合わせて新しい家具を導入することで、機能性やデザイン性を統一でき、オフィス全体のイメージをアップデートすることができます。
オフィス移転時に効率的に入れ替える
移転先の広さや間取りによっては、既存の家具をそのまま移設するよりも、新規購入に切り替えたほうがコストや労力を抑えられるケースもあります。移転を機に社内ブランディングを刷新する狙いで、オフィス家具を入れ替える企業も増えています。
働き方改革や健康面への配慮としての「オフィス家具入れ替え」もぜひご検討ください
フレキシブルな働き方に対応できるオフィスへ
近年、リモートワークやフリーアドレス化などの働き方が広がっています。
出社する社員の数や使い方が変わると、固定デスクからシェアデスク、集中スペースやカジュアルミーティングスペースなど、多様なレイアウトが必要になります。それに合わせて家具のタイプも再検討しましょう。
最近では”健康志向”のオフィス家具も
・人間工学に基づくオフィスチェア
・スタンディングデスクや昇降デスク
社員の健康管理や作業効率の向上に寄与するアイテムを導入することで、長期的に生産性を高める効果が期待できます。
コスト面のバランスを考慮する
初期費用とランニングコストの比較
新品への入れ替え費用は大きいですが、長期的にはメンテナンスコストを抑えられます。古い家具を修理しながら使う場合、パーツや手間、故障による業務停止リスクが積み重なる可能性があるため、トータルコストを試算しておくことが大切です。
一括入れ替えと部分的な入れ替え
一括入れ替え → デザインや機能を統一できるため、ブランドイメージを一新しやすい。
段階的な入れ替え → 予算配分がしやすい反面、オフィス内の家具が統一されるまで時間がかかります。
ブランドイメージと従業員エンゲージメントへの影響
オフィスの第一印象
来客や採用候補者が最初に体験するのはオフィスの雰囲気です。モダンで洗練されたオフィス家具が並んでいれば、企業の先進性やこだわりを印象づけることができます。
社員のモチベーション向上
快適で機能的な家具は、社員のモチベーションを高める要因のひとつです。疲れにくい椅子や整理しやすいデスク環境などを整備することで、生産性や定着率の向上につながる可能性があります。
まとめ
オフィス家具の入れ替え時期を判断するときは、下記のポイントを総合的に検討して決定することが大切です。
- 耐久年数や劣化状況
- オフィスレイアウトや事業拡大とのタイミング
- 働き方改革や健康面への配慮
- トータルコストの試算
- ブランドイメージや従業員エンゲージメント
単に古くなったから交換するという受け身の姿勢ではなく、企業戦略の一環として計画的に検討することが、より良い職場環境を作るうえでの鍵になります。
オフィスレイアウト神戸では、大規模なオフィス家具の一括納品なども可能です。
「どんな家具を選べばいいかわからない」など、オフィス家具でお困りの際はお気軽にご相談ください。内容に合わせてご提案させていただきます。