事務机(オフィスデスク)の変遷

こんにちは。
オフィスレイアウト神戸の内田です。
今回は人によっては懐かしいお話しをひとつ・・・

会社でなくてはならないものの一つとして机があります。
最近では色々な働き方の中でいろいろな種類のものがありますよね。

しかし、ふた昔前のデスクと言えばこれでした。

ねずみ色のスチールデスクは学校の職員室でよく見かけましたよね(歳がばれる^^;)
【主な旧JISサイズ】

現在の物よりも大きいサイズなのは、海外製品をお手本にしたからかもしれませんね。
この後、当時の日本人体形に合ったサイズも作られました。

近代になって、JIS規格が統一され高さ700mmの物が作られるとともに、色合いもクリーム色や淡いグレーに変わってきました。



このころになると、形も脚部をL型にすることによりユーザビリティーを高める意匠を採用したり、配送時に可能な限り空気を運ばなくてもすむようにノックダウンという、現地組立方式を採用したりが主流になりました。現在でもこのノックダウン方式がほとんどです。

2000年代前後に登場したフリーアドレス。
これは常時事務所にいない営業職などに使用され、オフィスの効率使用に一役買いました。

「一役買いました」という過去形にしたのは、そのころから見ても働き方が変わってきたためにフリーアドレスも一つのシステムになったからです。
また、一時期フリーアドレスが流行のようになってしまい、場合によっては向かない職種もあることが認識されるようになってきたからです。

最近では、仕事の内容によってより自由にレイアウトを変更できるキャスタータイプも出てきています。

ミーティングの為にミーティングテーブルを用意するのではなく今ある資源を有効に使えるのと同時に、身の回りの片づけにも有効です。机に引出が無いんですから。
もちろん手早くソーシャルディスタンスも取りやすい商品ですね。

今回の新型コロナ感染症の拡大に伴い、リモートワークも市民権を得たりと働き方は大きく変貌を遂げていくと思われます。

オフィスレイアウト神戸では日々、変わっていく働き方や環境に対応して提案し続けていきます。

末筆ではございますが、一日も早い新型コロナウィルス感染症の終息と、皆様のご健康を心よりお祈りいたします。



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