こんにちは。
オフィスレイアウト神戸、官公庁様担当営業の林です。
今年ももう3月。
あっという間に3か月が経過しようとしています。
3月は卒業式や高校入試、転勤など色々なイベントがある時期です。
私は「年度末」という言葉に悩まされる毎日。御依頼を頂いた際は「年度末(3月内)納品必須ですよね・・・」とついつい口にでてしまいます。
納品に現地確認に追われる日々を過ごしております。
今回は年度末より一ヶ月前に施工をさせて頂いた長尺シート貼替作業をご紹介致します。
ご依頼内容
床の老朽化、児童様が走ったりすると滑るというお困り事が今回の施工御依頼に繋がりました。
まずは現地採寸です
作業御依頼範囲は1階通路部分、階段、2階通路分となります。
こちらは私の手書き寸法図です。
斜めに印刷されているのはご容赦ください。
とにかく採寸できるヶ所はしておこうという事で色んな箇所を採寸しています。
また矢印にて表記している部分は既存の長尺シートが貼られている方向となります。
縦向き、横向きによって寸法や枚数が変わる為、金額にも影響がでてきます。
その他にお部屋の入口下部にあるシートのおさえ金具を既存をそのまま使用するのか、新規にするのかなどの確認も必要です。(図面には記載しておらず申し訳ございません‥)
商品仕様のお打合せ
今回のお困り事にございました「児童様の転倒を防ぎたい」という内容が1番のご要望でした。
ご提案をさせて頂いたのは東リ NSシートNS800シリーズをご提案。
よく使用されているのはマンション等の廊下などがございます。
他にも、学校の廊下等でも使用されている商品となります。
防滑性のある床シートで木目や石目など、デザインも多種ある商品となります。
シートの柄につきましては館長や先生方でご相談をして頂き、木目柄で決定致しました。
木目柄のためシートを貼る向き(タテ向き・ヨコ向き)の確認、その他、施工までに既存家具等の移動や施工時間等のお打合せを完了して作業となります。
作業工程
作業工程は2日です。
初日は既存シートの捲り撤去作業。2日目は新規シート貼り作業となります。
初日作業
床材はがし機で既存の長尺シートをはがしていきます。
細かな箇所はカッター等ではがします。
機械の力は偉大です!!
あっという間にはがし作業の完了で初日終了です。
2日目作業
2日目のスタートです。
接着剤を広げていきます。
階段部分も丁寧にまんべんなく広げていきます。接着剤を広げる作業が完了後少し接着剤を乾かします。その間、しばし休憩です。
休憩終了。後半作業の長尺シートを貼付けていきます。
角の部分もカッターで建物に沿うように加工していきます。
階段部分の作業です。
階段部分の貼付け作業の注意点を職人さんからお伺いしました。
モルタル仕上げの階段は段ごとに寸法が若干異なる場合があるみたいです。
鉄筋の場合はほぼ寸法は同じとの事。
今回施工する階段はもモルタル仕上げの階段で実際に採寸すると確かに寸法に違いがありました。
現地確認の採寸の際、気をつけないといけないですね。
実際私も1段だけの寸法を測っておりました。反省です。
ということで、1段1段寸法を測りながら長尺シート寸法に合わせてカットし貼りつけていきます。
廊下部分に戻ります。
長尺シートを貼りつけた後、溶接棒を溶かして長尺シートの切れ目に入れ込み隙間をなくしていきます。
綺麗に隙間が埋まりました。
以上で作業完了となります。
それではビフォー&アフターを見ていきましょう。
BEFORE
AFTER
木目調シートにより落ち着いた風合いが出ています。
施工完了後、別日にご訪問をした際、滑りにくくなったため児童様が転倒するという事も少なったとのお声を頂きました。お役に立てて何よりです。
オフィスレイアウト神戸ではお客様のご要望に沿った内装やこうした方が似合うのではなど追加のご提案等もさせて頂きます。
施工ご検討のお客様は是非一度オフィスレイアウト神戸へお問い合わせください。