こんにちは、オフィスレイアウト神戸の豊田です(^^)
最近、オフィスの移転や改装を検討されているお客様から、「今のオフィスの状態を正確に残しておきたい」や「遠方の社員や採用候補者に、オフィスの雰囲気をリアルに伝えたい」というご相談をいただくことが増えました。
写真や図面だけでは、空間の奥行きや「空気感」まではなかなか伝わりにくいものです。
そこで今回は、オフィスレイアウト神戸が提供している「3D・360度バーチャル空間制作(3D撮影・スキャン)」サービスについて、具体的にどんなシーンで役立つのか、プロの視点から解説します。
3D・360度バーチャル空間制作とは?
専用の特殊カメラを使用して、オフィス空間全体を3Dスキャン・撮影する技術です。
単なるパノラマ写真とは異なり、空間を立体データとして保存するため、以下のようなことが可能になります。
- ウォークスルー閲覧:Googleストリートビューのように、Webブラウザ上でオフィス内を自由に歩き回る体験ができる。
- ドールハウスビュー:オフィス全体を俯瞰(ふかん)し、全体像を模型のように見ることができる。
実際に弊社運営店舗「NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店」で撮影したものが以下となります。ぜひご覧ください。
では、この技術が具体的にどのような「オフィスの悩み」を解決するのか、5つの活用シーンをご紹介します。
活用シーン1:入居時・退去時の「現状回復」トラブル防止(エビデンス記録)
オフィスの賃貸契約でトラブルになりやすいのが、退去時の「原状回復」です。
「入居時の状態」を完全保存
入居する際に、何もないスケルトンの状態や、既存設備の状態を3D撮影して保存しておきます。
数年後の退去時に「この傷は入居前からあった」「いや、入居後についたものだ」という水掛け論になった際、撮影日時が記録された3Dデータが強力な証拠(エビデンス)となります。
壁の汚れや床の状態を高画質で記録できるため、資産管理の観点からも非常に有効です。
活用シーン2:採用強化・Web内覧会(広報活動)
「おしゃれなオフィスにしたけれど、実際の雰囲気を見に来てくれる人が少ない」とお悩みではありませんか?
リアルな「働き方」を求職者にアピール
採用サイトに3Dバーチャルツアーを埋め込むことで、求職者は自宅にいながらオフィス見学が可能です。
「こんなきれいな休憩室があるんだ」「開放的な執務スペースだな」というポジティブな印象を、面接前に強く印象付けることができます。
特に、遠方からの応募者や、テレワーク併用でオフィスに来る機会が減っている現在、「働く場所の魅力」を可視化するツールとして注目されています。
活用シーン3:ショールーム・店舗の24時間営業化
自社の商品を展示しているショールームや、実店舗をお持ちの企業様にもおすすめです。
タグ付け機能で商品解説も
Matterport(マターポート)などの機能を使えば、バーチャル空間内の特定の商品に「タグ」を付けることができます。
タグをクリックすると、商品説明の動画や購入ページへのリンクを表示させることが可能。
つまり、「24時間365日オープンしている無人のWebショールーム」を簡単に開設できるのです。
活用シーン4:施工記録・隠蔽部の記録(建設・設備向け)
壁を閉じてしまうと見えなくなる「配管」や「配線」。これらを施工中に3Dスキャンしておく活用法です。
将来的な改修工事やメンテナンスの際、「壁の裏に何が通っているか」が正確にわかるため、工事計画がスムーズになり、誤って配管を傷つけるリスクも減らせます。
オフィスレイアウト神戸の強み
当店では、お客様の目的やご予算に合わせて最適な機材とプランをご提案します。
- Matterport Pro2:高画質でWeb公開向け(広報・内覧会に最適)
- Leica BLK 360:レーザースキャナ搭載で屋外や暗所にも強く、高精度な計測が可能(設計・施工・記録に最適)
- RICOH THETA / 一眼レフ:手軽な360度撮影に対応
単に撮影するだけでなく、そのデータを活用した「オフィスレイアウトの設計」や「内装工事」「家具選定」までワンストップで対応できるのが、オフィスレイアウト神戸の最大の強みです。
まとめ:オフィスのデジタル化で、業務効率と資産価値を向上させましょう

3D・360度バーチャル空間制作は、単なる「面白い画像」ではありません。
コスト削減、リスク管理、ブランディングに直結する、実用的なビジネスツールです。
「うちはどのカメラで撮るのがいいの?」「費用はどれくらい?」など、気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
神戸・兵庫エリアを中心に、フットワーク軽く対応させていただきます。
