こんにちは。
オフィスレイアウト神戸の内田です。
今回は納品事例ではなく「工程表」というものを紹介いたします。
様々な工事の中で、当社だけで行う場合時間の取り合いは自分で管理できますが、他社様が一緒に同じ現場に入る場合、順番や時間の割り振りを事前に打ち合わせして、可視化しておくことが必要になります。
その可視化したものを「工程表」といいます。
今回はある工事の工程を「バーチャート工程表」という形式で打ち合わせを進めていったものを紹介させていただきます。
まずはお客様の納品期限の設定を行い、当社が行う工事項目(C工事といいます)や家具搬入の段取りを埋めていきます。
打ち合わせをしてB工事と言われるオーナー側の指定業者の枠を割り振ります。
今回は電気工事まで請け負うつもりでしたが、床下配線はB工事扱いになるということで工事枠を変更しました。
そこにもう一つの業者様(通信関係)の予定を加えたものが次の表になります。
より具体的に作業時間や合番の調整を行っていき、工程表を完成させていきます。
最後に具体的な日程を決定させたり、細かい部分を付け加えて完成です。
この打ち合わせをしっかり行っていないと実際に当日を迎えた時に効率よく作業が進めることができませんし、現場に入っていただく職人の方も困ってしまうという、とても重要な航海図の一部だとお分かり頂けると思います。
間仕切り工事や、新しい備品がたくさん搬入されて新しい事務所が出来上がってくる感動を見るような華やかさはありません。
ましてや、大きなトラックや重機、たくさんの人が働く工事現場とは比較にならないぐらい簡単なものですし、とても地味な作業ですが、この表がお客様や現場の方々の指針になることを思いながら、いつも作っています。
レイアウト神戸では、工程表の必要な案件から1品の提案まで幅広く対応しています。
ぜひお気軽にご相談ください。